foodpandaでランク1に上がるためにやったこと!ランク上げテクニック解説
foodpandaは配達員に対してランク制度があり、ランクが上がると報酬単価が上がったり、シフトの入りやすさも変わります。
その中でも最高ランクであるランク1は狭き門となっていて、そう簡単に上がれるものではありません。
ですが、ちゃんとランク制度の評価基準・各要素の優先順位を理解して稼動していけば、ランク1に上がるのは決して夢ではありません。
実際に私はこれまでランク1に3回上がったことがあるので、その経験を元にランクを上げるメリットや、ランクを上げるテクニックを解説していきます!
- Newランクについて
- ランクは相対評価で決められている
- 遅刻や休憩はランクに響く?(予定と実績)
- オーダーは全て受けないとダメ?(応答率)
- ピーク時間に稼働は必須?
- 稼働時間はどれくらい必要?
- ランク1に上げる労力に見合うメリットなのか
- まとめ
Newランクについて
foodpandaのランク評価の基準は、以前まで【応答率、予定と実績、ピーク時間】の3つでしたが、2021年7月21日からリニューアルされて【稼働時間】が新たに追加されています。
優先順位は以下の通りです。
- 予定と実績(シフトに対しての稼働時間)
- 応答率(オーダー完了数と拒否数をベースに算出)
- ピーク時間(11-14時、17-20時)
- 稼働時間(1週間の合計稼働時間)
この4つの要素が高ければ高いほどランクが上がっていく仕組みになっています。
各要素の内容を正しく理解せず、やみくもに稼働してもランクが上がらない場合があるので、しっかりと注意点を踏まえて稼働しましょう!
ランクは相対評価で決められている
foodpandaの拠点で聞いた情報によると、ランクの決め方は相対評価になっているようです。
相対評価とは、上から何%がランク1、その下の何%がランク2、さらにその下の何%がランク3と評価の枠が決まっていて、そこに評価が高いを上から順に当てはめていく評価方法です。(各ランクの割合までは不明です)
そのため、頑張ったら全員が必ずランク1に上がれるということはありません。上位ランクほど割合は少ないと推測されるため、上位に行くほど小さな差でランクが変動しやすくなります。
稼動していない日があると自分以外の配達員の稼働時間が増えていくため、相対的に見ると自分の稼働時間は少なくなります。そのためランク評価は少しずつ下がっていってしまいます。
このことからも相対評価なのは間違いないと言えるでしょう。
遅刻や休憩はランクに響く?(予定と実績)
シフト時間内に遅刻、休憩、欠勤などをしてしまうと【実際のシフト時間率】が下がり、それに伴ってランクも一気に下がってしまいます。
この時間率が少しでも下がってしまうと、ランク1どころかランク2も難しいと思います。
私の経験談になりますが、月曜日に休憩を30分入れて、そこから火〜日曜日まで昼と夜のピーク時間全て稼働しましたが、ランクは4から上がりませんでした。
遅刻も1分から【実際のシフト時間率】が100%を割ってしまうので、ランクは下がってしまいます。 なるべく10分前にはスタンバイにしておきましょう。
【予定と実績】は最も評価の比重が大きく、相対評価ということは時間率100%の人で上位ランクは埋まってしまうので、稼働時間をどれだけ頑張ってもランクを上げる事は難しいみたいです。
週間天気を確認してシフトを取ろう!
私がランク1昇格のために意識していたのは、シフトを取る前に週間天気を事前に確認して、1週間確実に稼動できる日だけを入れていました。
「雨の日でも全然大丈夫!」っていう人でしたら気にしなくていいのですが、雨や台風だと思わぬトラブルが起きてしまうこともあるので、確実に稼動できる日だけをシフトに入れていました。
ランク1を狙うには、この【実際のシフト時間率】を100%は死守する事がマストになってくるので、入れたシフトの時間は守って稼働しましょう!
オーダーは全て受けないとダメ?(応答率)
単刀直入に言うと、飛んできたオーダーは全て受けて受諾率100%にしないとランク1には絶対になれません。
仮にオーダーを週に50件受けたとして、その内の1件は拒否したとすると受諾率は98%になります。それでも十分高いように思えますが、100%の配達員がたくさんいるので、98%ではランク3か4までしか上がる事はできないです。
【予定と実績】よりは優先度は低いですが、私の経験ではランク2からランク4まで一気に下がった後、どれだけ頑張ってもランク3までしか上げる事が出来ませんでした。
また、サービス開始したばかりのエリアは【最低時給保証】がありますが、これも受諾率90%以上が保証条件になりますので、基本は飛んできたオーダーは全て受けるつもりで稼働しましょう。
片耳イヤホンでオーダー音を逃さない!
私がランク1昇格のために意識していたのは、稼動中は片耳イヤホンを常にして【ミンミン音(アプリ閉中)】、【ポーン音(アプリ開中)】を逃さず聞こえるようにしてオーダーを受諾していました!
これをやり始めてからは、「オーダーに気づけなかった…」っていうことはなくなったので稼動中の片耳イヤホンは結構オススメです!
両耳に付けると周囲の音が聞こえにくくなり危険です。
お客様の前ではイヤホンは外すようにしましょう。
ピーク時間に稼働は必須?
私の経験上では、オフピーク時間でも上がりますが、ピーク時間に稼働した方が上がり幅が少し大きいような感じがしました。
ランクはシフトが終了する毎に評価されます。
なので、昼と夜のピーク時間を2回すると2回上がるようにオフピーク時間含めて3回のシフトを稼働すると3回上がるので、時間と体力がある人はオフピーク時間も稼働するとよりランク1を狙いやすくなります。
昼と夜のピークタイムを週6で稼動する!
私がランク1昇格した時の経験では、昼と夜のピークタイムを中心に週6の稼働でランク1に上がれていた事が多かったです。
これも相対評価でエリアによって変わって来るので、一概には言えませんが、自分の千葉・船橋エリアのランク1の人達を聞くと、ピークタイムを中心に週6〜7稼動している方が多かったです。
不安な方は、週7で昼と夜のピークタイムで稼働すればランク1はまず上がれると思います。
稼働時間はどれくらい必要?
稼働時間も相対評価なので、そのエリアとその週のトップランクの配達員の稼働時間によって変わります。
何時間稼働すればいいとは一概にはないのですが、私のランク1に上がった時の稼働時間は45時間でした。
稼働時間の内訳は、昼と夜のピークタイム(6時間×週7)+シフトの延長(3時間)の合計約45時間になります。
この時は昼と夜のピークタイムの稼働もちろん、夏の猛暑で配達員の数よりオーダー数が上回っている状況でシフトの延長も多かったため、オフピークタイムも結構稼働していました。
画像の【時間】の部分が稼動時間になるのですが、ここの下に書いてある(トップの配達員の評価は○○h)というところが、同じエリア内での1番稼動している配達員の時間になります。
このトップの配達員の時間を参考にして、なるべくついていくようにしましょう。
私の感覚では、昼と夜のピーク時間(6時間)を週6、7で稼動(合計42時間以上)すればランク1のライン付近までには行けるかなと思います。
【予定と実績】と【受諾率】は100%にしている状態です。
あとは、土日に上がり幅が少ないようでしたらオフピーク時間も稼動して調整することもオススメします!
ランク1に上げる労力に見合うメリットなのか
ここまでのお話しで、foodpandaでランクを上げるのはかなり大変で、一部の選ばれた人だけがランク1になれるってことが伝わったかと思います。
実際に経験した私はかなり大変だと思いました。
雨の日も風の日も嵐の日も週6、7でピークタイムで稼動しなければいけないというのは、時間も体力も精神力も必要なので、覚悟を持って1週間稼動しなければなりません。
スキマ時間で副業メインでデリバリーしたい方はハードルが高過ぎるので、ランク1にいる方々はほとんどが専業デリバリーの方々というのが現状です。
そこまでしてランク1に上げて、どんなメリットがあるの?って感じた方も多いと思いますが、実際のところメリットは以下の2つです。
- 配達報酬が高単価になる
- シフトが取りやすくなる
これだけ?と思われるかもしれないですが、実はこの2つがfoodpadaで稼働する上でとても大事なのです!
配達報酬が高単価になる
画像はピック、ドロップの距離がほとんど一緒の駅前オーダーになります。
見てわかる通り、ほとんど同じ距離なのにランク4とランク1との報酬の差が約300円もあります!
1件あたり約300円として換算しても、1日10件配達すれば日給で3000円近く差が出ることになります。これは大きいですよね!
仮に1日10件で1週間稼働で計算すると、週に約2万円以上も差が出ることになります!
これを1回味わってしまうと、ランク1をキープしたくなるモチベーションにも繋がり、配達員にはかなりメリットになると思います!
シフトが優先的に取りやすくなる
上の図は、私が実際に関東エリアにて、各ランクでシフトを取った時に感じたことをシフト予約時間表に記載したものになります。
まずランク1は、公開時間から早いもの勝ちで希望のシフトを好きなだけ取れます!
ランク2も比較的に希望の時間まではいかないものの、ピークタイム・オフピークタイム帯のシフトは問題なく取れる印象でした。
ランク3に関しては、ピークタイムの昼間は割と残っていますが、本業を終えた人達が夜にデリバリーをやる傾向にあるので、夜のピーク時間帯はほとんど残ってない事が多かったです。
ランク4とランク5は残り物シフトになるので、ピークタイムはほとんど残っておらず、オフピーク帯や早朝・深夜帯のシフトしか残ってない印象でした。
ピーク時間帯を取るには、シフト交換出している人から取らなければいけないので、こまめにシフトチェックしなければいけないのが結構ストレスでした。
シフトの傾向はエリアによって異なります。
また、最近では認知度も増え、稼げると言う噂が広まっているのか、foodpandaのシフトがかなり取りづらくなっています。
特に関東エリアは激戦区でランク4が公開される時には、ほとんどない時が多いです。
幸いにも、私が稼動している千葉エリアは関東エリアではまだ取れる方みたいですが、東京・埼玉・横浜エリアはすぐに全部なくなります。
また、シフトは季節にも左右され、夏と冬は配達する人が少ないためまだ取りやすいですが、春と秋は過ごしやすい季節で配達員が増えるので取りにくい傾向にあります。
これを踏まえても、シフトを一番早くタイミングで取れるランク1はfoodpandaでの稼動を担保する上でも、かなりのメリットといえるでしょう!
まとめ
foodpandaでランク1に上がる事は確かに大変ですが、上がれればそれに見合った高報酬と稼動シフトを担保してくれるメリットがあります!
ランク評価基準は4つも要素があって一見難しそうですが、シフトをちゃんと守ってピーク時間に毎日稼動できればランク1に上がれるというシンプルな仕組みです。
遅刻・休憩はたとえ1分であっても厳禁、オーダー全受け応答率は100%、ピークタイムは必ず稼働、この3つは必ず意識しましょう。
ただ、最初にも書いたように相対評価になるので、同じエリアの配達員の稼働状況によってはもうちょっと基準が緩くなる可能性はあります。
専業デリバリーの方は、foodpandaでランク1をキープできると高収入を安定的に得ることができるので、是非目指してみてください!
副業メインの方は、時間の面でちょっと難しいかもしれませんが、ランク2ならシフトを守って稼動して上がれますし、夏休みや冬休みなどの長期休暇を使ってランク1を1回目指してみるのもいいかもしれません。