Uber Eats・menu・foodpanda どれがオススメ?デリバリーアプリ徹底比較!

noshiftデリバリーワーク編集部

2020年に入り、街中でいろんなフードデリバリー配達員を見かけるようになってきました。

以前はUber Eatsしか選択肢はなかったですが、menufoodpanda出前館の配達パートナーといった新たなサービスが急速に広まってきています。

今回は4つのサービスに着目し、働く上で必要な情報を徹底比較していきます!

出前館は「直雇用のアルバイト」と「Uber Eatsのような配達パートナー」の2種類があります。

目次
  1. 働き方の違い
  2. Uber Eats(ウーバーイーツ)
  3. menu(メニュー)
  4. foodpanda
  5. 報酬システムの違い
  6. まとめ

働き方の違い

おおまかな仕事内容についてはUber Eats、menu、foodpandaの3社とも同じです。

簡単にいうと、自転車やバイクを使って、スマホアプリで指示された飲食店に商品を取りに行き、注文者の元までお届けするお仕事です。

仕事内容はほとんど同じですが、報酬やシステム、サポート面など、働き方には違いがあります。

  • Uber Eats:海外産ならではのいい意味でおおざっぱなところがある
  • menu:国産らしい丁寧な作りと細やかなサポートを感じる
  • foodpanda:サービス開始したばかりで勢いがある

主観ですが、こんな印象があります。

具体的にどんな違いがあるのか詳しく見ていきます。

Uber Eats(ウーバーイーツ)

働けるエリア

東京、大阪、愛知、福岡、京都、兵庫、神奈川、埼玉、千葉、広島、岡山、愛媛、香川、宮城、石川、富山、栃木、静岡、奈良、長野、新潟、北海道・・・

Uber Eatsは2020年に入ってからものすごい勢いでエリアを拡張していて、全国各地で使えるようになってきました。

もちろん県内全ての場所で使えるわけではなく、飲食店が多い繁華街が中心になりますが、対応エリアの広さはナンバーワンといっていいでしょう。

地方民にとっては実質Uber Eatsしか選択肢がないとも言えます。

稼働できる時間

Uber Eatsの営業時間は9時から24時(一部エリアは8時から25時)で、その時間内であれば自由に働けます。

ただし、運転時間が12時間を超えるとアプリが強制オフラインになり、6時間休憩しなければいけません。つまり、1日の最長稼働時間は12時間です。

基本的にはランチやディナーのピーク時間が一番鳴りやすく、ピーク料金も取りやすいため効率がいいです。

Uber Eatsは加盟店が多く、扱ってるジャンルも豊富なので、早朝や夜でもある程度の注文は入ります。

使える車両

  • 自転車
  • 原付バイク
  • 126cc超バイク(事業用)
  • 軽自動車(事業用)

レンタル自転車を使う場合、東京や大阪のみですが赤チャリのUber Eatsプランが利用できます。

定額制で通常よりもかなり安く借りられます。

服装・バック

服装の指定はなく、自由な服装で働けます。

ただ、食品を扱う接客業ですし、タンクトップやサンダルなどラフな格好は避けた方がいいです。

配達バッグはアマゾンで購入する方式になっています。必ずUberのバッグを使わなければいけないルールではなく、自前の保温バッグを使っても問題ありません。

menu(メニュー)

働けるエリア

menuは2020年6月の時点で稼働できるエリアは東京のみでしたが、7月以降は大阪でも募集が始まっています。

新宿区、渋谷区、千代田区、中央区、墨田区、港区、目黒区、世田谷区、杉並区、品川区、大田区、台東区、葛飾区、中野区、豊島区、江東区、文京区、川崎市(武蔵小杉・川崎幸区)

エリア拡大のペースが早く、川崎でも使えるようになってきているので、近いうちに関東圏はかなりの範囲で使えるようになるのではないでしょうか。

地方エリアへの進出も期待したいところです!

稼働できる時間

menuで稼働できる時間は10時~22時となっていて、一部地域では24時間営業に対応しています。

しかし、今のところまだ深夜営業しているお店自体が少なく、ピークタイム以外はほとんど注文が入らないです。

注文が入るかは店舗の営業時間に依存するため、実質的に稼働できる時間帯は限られてきます。

使える車両

  • 自転車
  • 原付第一種(排気量50㏄以下)
  • 原付第二種(排気量51~125㏄)
  • 軽二輪(排気量126~250cc)

開始当初は自転車のみでしたが、今はバイクでも登録が可能になりました。

車両によって報酬が変動することはないものの、配達スピードや肉体的な疲労ではバイクの方が有利です。

服装・バック

Uber Eatsと同じく服装の指定はなく、自由な服装で働けます。

やはり食品を扱う仕事なので、ラフな格好は避けた方がいいです。

配達バッグはmenuの公式サイトで3900円で購入することができます。他社バッグや自前の保温バッグを使っても問題ありません。

foodpanda

働けるエリア

札幌、横浜、名古屋、神戸、広島、福岡で稼働できます。

他のフードデリバリーは東京や大阪がメインなので、地方在住者にとって選択肢が増えるのはありがたいですね。

稼働できる時間

営業時間は8時から24時となります。

他のフードデリバリーに比べて営業時間が長く、稼働する時間を確保しやすいです。(実際に注文が入るかは未知数)

ただし、事前にシフトを予約しないといけないので、ちょっと空いた時間を埋めるのに数回配達、みたいな使い方はできません。

使える車両

  • 自転車
  • 原付バイク(125cc以下)

他のフードデリバリーと同様に、自転車か原付を選ぶことができます。

気分に合わせて好きな車両を使っていいわけではなく、自転車と原付を変更する場合は拠点で申告が必要になります。

服装・バック

バッグ、シャツ、レインジャケット、ヘルメット(自転車のみ)がもらえます。(いずれ有料販売になります)

全てピンク色でめちゃくちゃ派手です。強制ではなく自分で用意したものを使っても問題ありません。

報酬システムの違い

配達基本報酬と追加報酬(インセンティブ)を足したものが、実際に受け取ることができる報酬となるのが一般的です。

それぞれ独自の計算方式や追加報酬があり、どこで稼働するかを決める重要な基準でもあります。

報酬システムの違いを見てみます。

Uber Eats

1.配達基本報酬

受取報酬(265円/件)+受渡報酬(125円/件)+距離報酬(60円/km)-サービス手数料(10%)

※東京の場合です

2.追加報酬

・日跨ぎクエスト

特定の日数の間に指定の回数を配達するともらえる報酬です。

回数に応じて500円程度から、多いき時は3万円も追加で報酬がでることがあります。

目標の配達回数や報酬金額は、クリアするほど高くなっていきます。

・雨クエスト

雨が降っている日は、特定の回数を配達するともらえる追加報酬が発生することがあります。

4件配達するごとに追加報酬がもらえます(最大12件)。

12回配達で1200円から3000円の追加報酬、という感じです。

・ピーク料金

注文件数が多く、配達員が足りてない時間帯に、エリアごとに発生する追加報酬です。

1件配達ごとに100円~400円がプラスされます。

・チップ

追加報酬とは異なりますが、注文者からチップがもらえることがあります。

アプリ内の機能として実装されていて、多い時では1000円以上もらえることもあります。

menu

1.配達基本報酬

回数報酬(230円/件)+距離料金(75円/km)-サービス手数料(現在は0円)

menuはドロップだけでなく、ピックアップまでの距離料金が出るのが特徴です。

2.追加報酬

・レベルアップ報酬

1配達ごとに経験値(EXP)がもらえ、一定値まで貯まるとレベルアップして追加報酬がもらえます。

通常時はEXP10ですが、ピーク時間帯はEXPを多くもらえることがあり、レベルアップしやすくなります。

・ランクアップ報酬

基本報酬にランクボーナスがかかって、最終的な報酬額が決まります。

ランクボーナスは1.2~2倍となっていて、直近2か月に獲得した経験値(EXP)で倍率が決定します。

最大ランクに到達するには非常に多くの経験値が必要になるため、menu専業で毎日フル稼働しないと届かないでしょう。

毎週月曜日にランク判定あります。(現在のランクに必要なEXPを満たせていないと1ランク下がります)

・その他の報酬

他にもブーストとして、1配達ごとに基本報酬にプラスで200~400円程度のボーナスが付くことがあります。

対象はピークタイムの2~3時間なので、その時間に絞って稼働すると効率がいいです。

新エリアで初回配達を行うと1000円プラス、という特別報酬もあります。

また、Uber Eatsと同様にチップ機能も実装されています。

foodpanda

配達距離、配達エリア、配達時間帯、配達車両など様々な条件により報酬額が決まります。

個人のランクも配達報酬に影響します。ランクは応答率、シフト稼働率、ピークタイム稼働の3つの要素で変動します。

1時間あたりの最低保証額があり、それを下回ると上乗せで報酬がもらえます。

金額はエリアや車両によって異なる可能性がありますが、基本は1000円です。もし1時間に500円しか稼げなかったとしたら、1000円上乗せされて1500円がもらえます。

なお、注文を拒否すると保証を受けられなくなるので注意です。

注文が少なくても最低でも時給1000円を確保できるのは助かりますね。

まとめ

今回紹介した3つのデリバリーアプリは、複数掛け持ちすることができます。服装などの決まりもなく、その日の気分で使い分けが可能です。

2つのアプリを同時に稼働して、先に注文が入った方で稼働する、というのも賢い使い方ですね。

とはいえ、Uber Eats、menuでは回数ごとに追加報酬があるため、同時稼働が必ずしも効率的ともいえず、多少待機時間が増えても1つに集中した方がいい場合もあります。

回数報酬、ピーク料金、ブースト、エリアなど、様々な状況を見て総合的に判断していく必要がありますね。

また、foodpandaは最低保証を受けるためには注文を拒否できないので、同時稼働というよりはシフトの時間外に別のアプリを併用する形になるでしょう。

1つだけ登録するより、複数登録した方が間口を広げられるのは間違いないので、稼働できるエリア範囲内であればまずは登録してみることをオススメします。