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10回配達で10478円ゲット!menuデリバリー高額報酬のカラクリは

noshiftデリバリーワーク編集部

新たなフードデリバリーサービス「menu(メニュー)」に挑戦してみて、少しずつmenuでの配達にも慣れて、Uber Eatsの配達と並行しながら配達をこなせるようになってきました。

高額報酬が得られると噂されているmenuですが、実際のところはどうなのでしょうか?今回は、私自身の報酬を公開しながら、どのような報酬形態なのかを解説していきます。

本記事は、2020年9月27日までに実施されていたリリース記念キャンペーンの報酬を含んでいます。9月28日以降は条件が変更されていますのでご注意ください。

目次
  1. 報酬計算の仕組み
  2. 大公開!私の報酬をお見せします
  3. 経験を重ねてレベルアップ
  4. 雨など需要多い日にブースト発生!
  5. ピック距離も報酬の対象に
  6. “自己流"の配達手法を探る面白さ

報酬計算の仕組み

そもそも、menuの報酬はどういう計算で支払われるのでしょうか。menuの説明を見てみると、次のようなものを足したり引いたりしながら計算されています。

  1. 基本報酬
  2. サービス手数料
  3. インセンティブ

「配達報酬=①基本報酬−②サービス手数料+③インセンティブ」ということになりますね。

それぞれを詳しく見ていきましょう。

基本報酬とは

基本報酬は、1回の配達ごとに受け取る「回数報酬」と、配達のために移動した距離から算出する「走行距離報酬」を足して、計算されています。

回数報酬とは、商品を店から受け取り(ピック)、商品をお客様に届ける(ドロップ)ことで支払われる報酬です。これは配達1回につき230円と決まっています。

そして、走行距離報酬はピックとドロップにかかった合計の距離から計算され、10メートルごとに0.75円支払われる計算になります。

サービス手数料とは

サービス手数料として、配達1回あたり基本報酬の10%が自動的に差し引かれます。例えば基本報酬が400円だった場合、40円引かれて360円になります。

サービス開始キャンペーン中は手数料が無料になっており、しばらくは手数料を引かれることはなさそうです。

インセンティブとは

インセンティブとは、基本報酬以外の追加報酬のことを指します。

例えば、雨天時やピーク時のブーストだったり、レベルアップでもらえるボーナスなどが該当します。menuで効率よく稼ぐためにはインセンティブが非常に大切になります。

大公開!私の報酬をお見せします

これまでに10回の配達を終えて獲得した報酬は、合計10478円でした。内訳は次の通りです。

  • 配達料金=2300円
  • 移動距離報酬=1977円
  • ランクボーナス=851円
  • レベルアップ報酬=3000円
  • チップ=200円
  • 運営補填=2150円

配達料金や距離報酬は半分以下で、ランクボーナスレベルアップ報酬運営補填(ブーストのこと)で大半を占めていることがわかります。

これがいわゆるインセンティブとなります。このことから、インセンティブが非常に大切という意味もご理解いただけたと思います。

経験を重ねてレベルアップ

「経験値」という配達ごとにもらえるポイントがあります。通常は1回の配達で10ポイントとなっています。

ランチやディナータイムなどお客様の注文が多い場合は、最大5倍の50ポイントが1回の配達で得られることがあります。

ちなみに、10回の配達を終えた私の現在のポイントは110ポイントとなっていました。この経験値が、インセンティブの額に大きく影響しています。

ランクボーナス

インセンティブの一つに「ランクボーナス」というものがあります。直近8週間に獲得した経験値に応じて、基本報酬が最大2倍まで増額されます。

最大2倍というとすごくおいしいように聞こえますが、実際のところそこまで経験値を貯めるのは莫大な配達回数が必要になります。

menu専業で2か月間休まずやって到達できるかどうか、っていうレベルじゃないでしょうか。副業勢、兼業勢、ライトユーザーにとっては無縁のボーナスです。

キャンペーン中は全員無条件で1.2倍が付くので、これがずっと続いてくれることを祈ります!

レベルアップ報酬

ランクボーナスはどちらかというと上級者向けの報酬ですが、「レベルアップ報酬」初心者ほどおいしい報酬です。

これは経験値が一定値まで貯まってレベルアップすると、報酬が1000円単位で得られるというものです。

序盤のボーナスを抜粋するとこんな感じです。

  • Lv.1(0)
  • Lv.2(10) =1000円
  • Lv.3(30) =1000円
  • Lv.4(70) =1000円
  • Lv.5(130) =1000円
  • Lv.6(200) =1000円
  • Lv.7(300) =2000円

( )内は必要な累積経験値です。

私の場合は、1回配達後にLv.2に達して1000円、2回配達後にLv.3に達して1000円、これを通常の配達報酬とは別で追加でもらえました。もちろんLv.8以降も追加報酬はあり、最大でLv.50まで設定されています。

ちなみに、期間限定キャンペーン中は、Lv.7に到達するとさらに3000円がもらえます。30回配達は友達紹介キャンペーンの目標回数でもあるので、Lv7がひとつの区切りになっているともいえますね。

初心者にとってはこのレベルアップ報酬はモチベーションアップに繋がりますね!

リリース記念キャンペーンは2020年9月27日で終了しました。それ以降はレベルアップボーナスの回数や金額が変更されていますのでご注意ください。

▼友達紹介キャンペーンについてはこちら

雨など需要多い日にブースト発生!

さらに、注目したいのは「運営補填」というものです。ランクボーナス、レベルアップ報酬と比べると地味な名称ですが、これが報酬を大きく増やしてくれます。

menuを始めた初日には「本日スーパーブースト開催!」というものがありました。

内容は、17時から20時半までの期間に配達をすると、エリア全域で1回につきボーナス400円を加算するというものです。時間内に3回クリアして1200円をもらいました。

通常の配達報酬が1回あたり平均で500円前後ってことを考えるとかなり大きいですよね。

他にも、地域を限定したブーストが実施されることもあります。注文が多い土日や雨の日に、サービスが始まったエリアで設定されることが多く感じます。

アプリでアナウンスされているので、事前にどこで配達すればブーストを取れるのかチェックしておくことがコツです。

ピック距離も報酬の対象に

Uber Eats経験者は「おっ!?」と思われる部分があります。Uber Eatsではピックアップの距離料金がもらえないので、遠方の店まで商品を受け取りに行くのを避ける人が多いですが、menuではピックアップの距離も報酬の対象になっています。これは素晴らしいですね。

ただ、Uber Eatsでは走行距離を実際に走った距離を元に算出してくれますが、menuはアプリが徒歩ルートで計算した距離で報酬が決まります。

以前は直線距離で計算されていたので改善はされていますが、駅の反対側まで遠回りで行かざるを得ない時や、工事などで想定したルートを通れない時に、少し損した気分になります。

“自己流"の配達手法を探る面白さ

あらためて報酬について整理して振り返ってみると、運営側のアナウンスを意識してブーストの開催時に稼働するなどの工夫が重要だとわかりました。

また、稼働する場所選びも重要になってきます。menu運営側からの案内によると、注文が多いエリアは新宿、恵比寿、銀座、六本木、四ツ谷など都心が目立っています。

他のフードデリバリーでも時間や場所は大事ですが、新参のmenuはまだ加盟店が少なく注文もあまり多くはなく、さらに早い者勝ち制があるため、より時間や場所選びが重要になるイメージです。

Uber EatsはAIで最適な配達員に依頼を送っている感じがしますが、menuは近場の複数の配達員に無作為に依頼を出している感じで、ロングピック・ロングドロップが多い印象があります。

ピックアップの距離報酬がもらえるといっても、そもそもの距離単価がそんなに高くないので、ロングをこなすよりもショートでブーストや経験値によるボーナスを狙っていった方が結果的には稼ぎやすいんですよね。

こういった特色を掴んでうまくインセンティブを獲得していけば、稼ぎやすいことには間違いないです。