menu配達に使う登録車両の変更手続きのやり方を解説!
フードデリバリーのmenu(メニュー)では、自転車、原付一種、原付二種、軽二輪、軽貨物の中から配達車両を選んで登録します。
配達に使う車両は1つしか登録できず、別の車両を使いたい場合は、その都度車両変更の手続きが必要になります。
まずは配達に使える車両と、それぞれに必要な書類をまとめます。
- 使える車両と必要書類
- 車両変更の具体的な流れは?
- 車両変更を申請しないとどうなる?
使える車両と必要書類
自転車
最もオーソドックスで、多くの人が配達手段として使っているのが自転車です。
自転車で配達する場合、なんと書類は不要です。誰でも気軽に配達することができます。
自転車といってもクロスバイク、ロードバイク、マウンテンバイク、電動アシスト付き自転車、ママチャリというように種類は様々ですが、どれを使っても構いません。
自分が普段使い慣れている自転車を使って、効率よく配達していきましょう。
※ペダル付電動自転車(こがなくても走る電動自転車)は道路交通法上では原付になります。注意しましょう。
自転車を持ってない場合、レンタルサイクルも利用可能です。
毎回料金がかかるので割高になってしまいますが、自転車を持ってないし、買っても続けられるかわからない、という人にオススメです。
バイク(原付第一種、第二種)
原付第一種(50cc以下)、原付第二種(125cc以下)のバイクで配達する場合、どちらも必要書類は同じで、以下の3点を提出します。
- 車両のナンバー
- 運転免許証
- 自賠責保険証
写真を撮影してアップロードするだけでよく、コピーを取って郵送などの手続きはありません。
バイク(軽二輪)
軽二輪(バイク)の必要書類は以下の4点です。
- 車両のナンバー(事業用)
- 運転免許証
- 自賠責保険証
- 軽自動車届出済証
- 自動車保険証券または自動車共済証書
125cc以下の原付はそのまま配達に使えますが、軽二輪になると事業用のナンバー取得が必要になります。
軽貨物
軽貨物とは、貨物用の軽自動車を総称して言うものです。軽トラックや軽ボンネットバンのことを指します。
- 車両のナンバー(事業用)
- 運転免許証
- 自賠責保険証
- 自動車検査証
- 自動車保険証券または自動車共済証書
必要書類は軽二輪とほぼ同じですが、自動車検査証が必要になります。
法改正で軽乗用車でも配達が可能になりました。
当然ながら軽乗用車でも事業用のナンバー取得が必須なのでご注意ください。
車両変更の具体的な流れは?
- クルーサポートに問い合わせる
- メールを開いて車種変更URLを開く
- 必要書類をアップロードする
- 申し込みを送信する
車両変更の手続きは配達アプリからはできず、クルーサポートにメールで問い合わせて申請します。
申請フォームを入力する
menu配達員の登録変更の申請フォームにアクセスします。
- 電話番号
- メールアドレス
- 氏名を入力
この3つを入力し、「登録車両に関する変更」を選択して次に進みます。
希望車両を選択して送信すると、menuサポートから車両変更用のメールが届きます。
メールを開いて車種変更URLを開く
早ければ当日にもmenuクルーサポートチームから返信が来ます。
遅い時間に送った場合は翌日になりますが、基本menuサポートは対応が早いですね。
メールに記載されている内容に従って、どの車両に変更したいのかを選択します。
その後、車両変更申請用のフォームより必要書類をアップロードしていきます。
必要書類をアップロードする
自転車に変更する場合は、改めて書類をアップロードする必要はありません。
バイクなどへの変更の場合、新たに使用する車両の情報が必要となります。
車両のナンバープレートの画像
ナンバープレートは車両から外さずスマホで写真を撮影すればOKです。
車両によって色が違います。特に事業用ナンバーが必要な軽二輪や軽貨物は注意しましょう。
運転免許証
運転免許証の画像も、スマホで免許証を撮影すればOKです。
そのままファイルとして添付します。このときに有効期限も入力します。
自賠責保険証
自賠責保険は強制加入の保険なので、必ず全員が入っているはずです。
バイク屋さんやコンビニで加入した時の書類を、スマホで撮影しましょう。
こちらも有効期限も入力します。有効期限が切れていないかも確認しておきます。
もし、自賠責保険証にナンバープレートの情報が記載されていない場合は、以下のどちらかの方法でも可能です。
- 自賠責保険証と車体番号(シャーシ番号)を並べて撮影
- 自賠責保険証と標識交付証明書(ナンバープレート証明書)を並べて撮影
自動車検査証(軽貨物のみ)
自動車検査証とは、いわゆる「車検証」のことです。
こちらも画像を撮影し、ファイルとして添付します。
自動車保険証券または自動車共済証書(軽二輪または軽貨物のみ)
自動車保険証券または自動車共済証書というのは、要するに任意保険のことですね。
原付軽二輪や軽貨物になると任意保険の加入も必須になります。(原付では提出は必須ではないものの、任意保険自体は加入した方がいいです)
クルーサポートチームに申し込みを送信する
全て入力、提出し終わったら、確認画面の一番下にあるボタンを押して送信します。
これで手続きは完了です。おつかれさまでした。
車両変更のメールが届いたら、新しい車両で配達できるようになります。
登録できる車両は1つだけなので、変更後は以前の車両は使えなくなるので気を付けましょう。
ちなみに、メールに記載されている通り、配達回数や、招待コードの情報は引き継がれます。
「回数がリセットされて今までの努力がムダになった!」なんてことは起きないのでご安心ください。
車両変更を申請しないとどうなる?
どのフードデリバリーサービスでも同じことですが、menuで許可されている車両以外での配達が発覚した場合、厳しい処分を受ける可能性があります。
最近では配達クルーの交通違反などが報道される機会も多く、サポートチームも厳重な管理体制を敷いています。
注文者やレストランから配達車両が違ったと報告されるケースや、配達クルーから事業用じゃないバイクで配達してるとか、乗用車で配達してると通報されるケースもあります。
もし仮にバレた場合、どうなってしまうの
アカウントを停止される
違反がバレてしまった場合、アカウントを止められることがあります。
せっかくためてきた経験値や配達回数も全てパーになってしまいます。非常にもったいないので、絶対にやめておきましょう。
事故を起こしたときに保証が下りない
登録車両以外で事故を起こしてしまった場合、menu運営が万一の際に適用する保証がすべて無効になります。
莫大な賠償金を請求されるなど、痛い目を見る可能性があります。
せっかく稼いだ料金の数百倍もの賠償金を払うのはイヤですよね。楽したくなっても、踏みとどまっておきましょう。
法律違反になる
大型バイクや普通の乗用車で配達してはいけない、というのはmenuが決めたルールではなく、法律で仕事に使える車両が決まっているからです。
ナンバーの色が違うのはその申請を行った証拠なのです。
そのため営業ナンバーじゃない車両で仕事を行うと法律違反となり、罰金などもあり得るので絶対にやらないようにしましょう。
最近では、ナンバープレートを隠して配達するクルーが確認されています。見つかるとかなりの罰則が待っているので、ズルせずに配達していきましょう。