【広島】フードデリバリーで使う自転車やバイクの選び方は?シェアサイクルの活用方法

noshiftデリバリーワーク編集部

広島市はかなりのフードデリバリー激戦区です!

現在、Uber Eats(ウーバーイーツ)Wolt(ウォルト)出前館(でまえかん)menu(メニュー)がサービス展開しています。

Uber Eats は配達範囲が特に広く、中心部だけでなく安佐南区や安佐北区、府中町も配達範囲に入っています。

地形は基本的に坂が多く、市内の平地でも橋は絶対あるので、配達に使う乗り物に迷われている人もかなりいるかと思います。

このページでは、自転車とバイクそれぞれの特色と、広島市のシェアサイクル「ぴーすくる」の情報をまとめました。

これから配達員デビューする方や、筆者のようにとりあえず手持ちのママチャリで始めてるけどしんどいかも……と思っている方の参考になれば嬉しいです♪

  • 広島で展開中のフードデリバリーについて詳しくはこちら
【意外と激戦区】広島のフードデリバリーを比較してみた!
目次
  1. 自転車なら電動アシストがオススメ
  2. バイクならもっと楽
  3. シェアサイクル「ぴーすくる」でも働ける
  4. まとめ

自転車なら電動アシストがオススメ

坂がある地域や橋を何度も渡ることを考慮すると、電動アシスト付き自転車が体の負担が少ないです。

リアキャリアを搭載すると車体の重量が増えるのが欠点ですが、電動アシスト自転車なら影響がほぼないのが良いですね。 電動アシスト自転車+リアキャリアの組み合わせは個人的に憧れです(^^)

  • リアキャリアについての記事はこちら
  • 電動アシスト自転車はお高いのでまずは試してみたい時

広島市が運営しているシェアサイクル「ぴーすくる」は電動アシスト自転車なので、買う前に配達の仕事で使ってお試しが可能です!

このページの最後の章で詳しく解説します。

ママチャリは膝を痛めないよう注意

安価なママチャリに代表されるギアのない自転車で稼働する場合は膝を痛めないよう注意が必要です。 サドルの位置で負担は軽減できるので調整してみてください。

長時間のフル稼働には正直言って向かないママチャリの隠れた利点は前カゴです。

配達の帰りにバッグを前カゴに載せるとちょっと一休みできます♪(揺れが大きいので配達中は注意です)

長時間稼働ならクロスバイクかロードバイク

クロスバイクとロードバイクどちらを選ぶかですが、街中だと車道でも信号などでそこまでスピードは出せないので好みで大丈夫です。

広島市内で稼働している配達員はクロスバイクが多い印象ですね。いわゆる「ルック車」というナンチャッテクロスでもママチャリよりは軽くて機動力があって配達員向けです。

あとルック車は比較的安価なので、万が一盗難に遭った時のダメージは少なくて済むかなと思います。

ロードバイクは前傾姿勢になるので、配達バッグを背負う時に中身が傾かないように注意です。

  • 自転車全般についての記事はこちら

バイクならもっと楽

ロングが増えても体は楽

バイクだとロング(長距離移動)の注文が入ってくる頻度が増えますが、橋や坂をものともしないため体はぐっと楽になります。

原付バイクなら原付2種(ピンク&黄色ナンバー)だと速度制限が60km/hになり二段階右折などの規制もなくなるのでオススメです。

ちなみに、広島の街中で見かける配達員は白ナンバーの普通のスクーターが結構多いです。まずは配達を何度か体験してみて、長く続けられそうなら原付2種や普通二輪にグレードアップしていく感じで良いと思います!

配達バッグ積載でさらに楽々

バッグは背負わず荷台などを設置して積むと更に楽になります。

背負う場合は、座席後部にバッグが接する状態になるよう肩紐などを調整するといいでしょう。

オススメのバイク用グッズはハンドルカバーです。見た目は微妙ですが、付けておくと冬や雨の日に手を守ってくれます!

ほかの装備は好みや稼働時間などによって少しずつカスタマイズしていくと良いですね♪

達人配達員の装備は?

こちらの達人さんの記事にバイクの装備も少し紹介されています。

(地方都市だとここまでの収入は非現実的ですが、ルートを間違えないという基本の重要性も教えてくれる記事です。)

屋根付きバイクというと、よく業者が利用しているホンダの三輪車「ジャイロキャノピー」を思い出しますが、二輪車にもカスタマイズで追加することが可能です。

近年は広島でも屋根や大き目のボックスを積載した個人のバイクを時々見かけるようになりました。

Wolt(ウォルト)が東アジア初進出のテスト地として選んだ街だけあって、配達需要の安定で本格的な専業配達員さんも登場してきている印象です。

シェアサイクル「ぴーすくる」でも働ける

「ぴーすくる」とは、株式会社ドコモ・バイクシェアが各地で運営している自転車シェアリングの広島市での呼称です。小型の赤い電動アシスト付き自転車で、通称は「赤チャリ」。

最近は市内中心部だけでなく、住宅地のお店の駐車場などでも赤チャリのサイクルポートを見かけるようになりましたね!

シェアサイクルは観光地などでの「レンタサイクル」と違い、サイクルポートで自由に貸出・返却ができるのが特徴。

ここでは「ぴーすくる」を使ってフードデリバリーの配達員ができるかや、利用料金などについて解説します。

広島市シェアサイクル - ぴーすくる(レンタル自転車)

株式会社ドコモ・バイクシェア

ぴーすくるの料金プランは3種類

広島市のフードデリバリーサービスの中ではWolt(ウォルト)のみ専用の法人向け料金プランが存在します(2021年4月現在)。

月額料金は4,000円程度(最新の情報はアプリ等で確認要)ですので、割と多めに稼働する配達員にはお得です!

Wolt以外のデリバリーでぴーすくるを使う場合は、通常の個人向けプランの料金で利用することになります。

料金プラン(個人向け)
プラン料金(税込)延長料金
1日会員1日:1,100円なし(1日乗り放題)
1回会員最初の60分:165円/回110円(30分毎)
月額会員基本料金:2,200円/月110円(30分毎)

詳しくは公式サイトのご利用料金・時間で確認できます。

シェアサイクルで働くメリット

・初期費用なしで電動アシスト付き自転車で稼働できる

広島市内は橋が多く、地域によっては坂もあるので、これが最大のメリットです!  車種が近年リニューアルしたため軽快さがアップしています。

・盗難に遭う可能性が低い

絶対盗まれないとは断言できませんが、シェアサイクルは盗まれる可能性がかなり低いです。他県では盗難は珍しい事件として報道発表されるレベルです。

シェアサイクルで働くデメリット

・コストがかかる

法人プランの場合でも年間で考えると結構なコスト(4000円×12)がかかります。

・充電に関する問題(残り時間が少ない、稼働途中で切れる)

サイクルポートにバッテリー残量が充分な自転車ばかりあるとは限らないところもデメリットです。

個人プランではやはり割高感が否めないので、まずはフードデリバリーを体験したいという時の利用がオススメです♪

個人プラン利用時の月額コスト試算

稼働時間別の利用コストを試算してみました。

1日パスの有人窓口分は割高のため省略しています。

  • 月24時間(1日3時間×週2日/月8日)稼働の場合

◆1回会員:4,840円

<内訳>1日605円(最初1時間165円+残り2時間超過分440円)×8日分

◆月額会員:6,600円

<内訳>基本料金2,200円と、1日550円(最初30分0円+残り2.5時間超過分550円)×8日分

◆1日パスの14時以降:6,520円

<内訳>1日815円×8日分

1日会員:1,100円、1日パスは短時間だと割高のため省略

1回会員が一番お得!

  • 月80時間(1日5時間×週4日/月16日)稼働の場合

◆1日会員:17,600円

<内訳>1日1,100円×16日分

◆1回会員:16,720円

<内訳>1日1,045円(最初1時間165円+残り4時間超過分880円)×16日分

◆月額会員:18,040円

<内訳>基本料金2,200円と、1日990円(最初30分0円、残り4.5時間超過分990円)×16日分

◆1日パスの14時以降:13,040円

<内訳>1日815円×16日分

稼働時間は限定されますが、1日パスの14時以降が一番お得!

  • 月140時間(1日7時間×週5日/月20日)の場合

◆1日会員:22,000円

<内訳>1日1,100円×20日分

◆1回会員:29,700円

<内訳>1日1,485円(最初1時間165円+残り6時間超過分1,320円)×20日分

◆月額会員:30,800円

<内訳>基本料金2,200円と、1日1,430円(最初30分0円、残り6.5時間超過分1430円)×20日分

◆1日パスの14時以降:16,300円

<内訳>1日815円×20日分

1日パスは途中で自転車を変更できないためバッテリー切れのリスクあり

稼働時間は限定されますが、やっぱり1日パスの14時以降が一番お得!

まとめ

広島で配達員をするなら、電動アシスト付き自転車 かバイクでの稼働がオススメです!

自転車は持っていないけど、とりあえずお試し挑戦したい時はシェアサイクル「ぴーすくる」でも稼働可能です。

普段使いのママチャリで挑戦する時は、膝に注意しつつ1件ずつこなすのがオススメ。ダブル・トリプルピックは受けない方がいいと思います……!

ちなみに、フードデリバリーは軽貨物車でも可能です。

しかし、広島は渋滞が多いので、この記事で解説しているようにフードデリバリーだけでなくほかの貨物サービスとの兼業がオススメです。

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