【トリプル配達】Uber Eatsで遂に3件同時配達が実装!配達してみて分かった事教えます
Uber Eats では、2022年の冬に多店舗ダブル(最大2店舗)が実装されたばかりですが、2023年3月9日にトリプル配達(1回の配達で最大3件)が実装されました。
従来の多店舗ダブルと配達の流れは同様ですが、1度にたくさんの配達をこなすことでより効率的にお届けする事を目的に実装されました。
ただ、トリプル配達は時間も手間もかかるので、配達に慣れていない方が受けてしまうと戸惑うかもしれません。
実際に2週間稼働してみて、トリプル配達を受けるとどんな感じなのか、どんなメリット・デメリットがあるのかをまとめていきます!
- トリプル配達とは
- トリプル配達の種類と単価
- トリプル配達の調整金
- トリプル配達のメリット・デメリット
- トリプル配達の攻略法
- まとめ
トリプル配達とは
オーダーリクエスト画面は従来のダブル配達や他店舗ダブル配達と同様で、1件分のピック先とドロップ先が表示されます。
トリプル配達と判別できる部分は、「配達(3)」の表示になります。
では、実際どんな配達の流れになるのか解説していきます。
配達の流れ
- P→DDD(ピック(3件分)→ドロップ→ドロップ→ドロップ)
- PP→DDD(ピック(2件分)→ピック(1件分)→ドロップ→ドロップ→ドロップ)
- ピック=店舗 ドロップ=配達先
現在はこの2パターンが確認できていて、1のPP→DDDのパターンが多い傾向にありました。1つの店舗で3件分のピックはあまり多くないですね。
ピックする店舗としては、主にファストフード(ロッテリアやバーガーキング)、牛丼・定食系(松屋、松乃家)、コンビニ(ローソン、ミニストップ)のオーダーが多い傾向がありました。
トリプル配達の種類と単価
トリプル配達は最初からトリプル配達で飛んで来るパターンと、追加ダブルで飛んで来るパターンがあります。
実際に飛んできたオーダーリクエスト画面を紹介します。
3件パターン
一番スタンダードなパターンになります。
1件目の店舗と最後のドロップ先が記載されている事が多いです。
受諾したら、稼働ガイドでどこの店舗なのかまず確認しましょう。
2件+1件パターン
ダブル配達に追加オーダーが入って、後からトリプルに昇格するパターンです。
私が受けたトリプル配達の中ではこれが一番多かったです!
ただ距離と単価が見合わない事も多かったので、瞬時に金額感を見極めないと非効率な場合もあります。
1件+2件パターン
雨がひどい悪天候で配達員が全然居ない時や、追加の店舗が1件目の店舗から近い店舗だった時などに入るオーダーになります。
ただ、追加の2件とも同店舗の事が多かったので、よっぽどタイミングが良い時しか飛んでこないと思います。
1件+1件+1件パターン
1件目が普通に入って、途中でダブルになり、さらに追加でトリプルになるパターンもあります。このパターンは一番珍しいです。
ピックに向かう途中に2件の追加が入るという事なので、これも雨の悪天候で配達員がほとんどいない時にしか起きません。
実際に稼働して、大雨が降っていて雨クエストをやっている時に1回だけこのパターンがありました。
トリプル配達の調整金
通常単価案件は付きやすい
距離に対して妥当な金額のトリプル案件であれば、わりと調整金が付きやすい印象でした。
見積もり【37分6.7km】→【43分7.8km】になって、調整金が【309円】付きました!(チップ除く)
1kmくらいの迂回で309円付いたので、シングル案件よりは付きやすい印象でした。
高単価案件はほぼ付かない
こちらは元が高単価案件だからなのか、調整金が全く付きませんでした。
見積もり【39分10.1km】→【49分8.4km】と時間は掛かりつつも、見積もりルートより短い距離で配達できたのが理由なのか、調整金0円の見積もり通りの金額になりました。
私の経験だと、高単価案件は距離や時間が延びたとしても調整金は付かないことが多いです。
高単価案件について詳しくはこちらの記事をご覧ください。
トリプル配達のメリット・デメリット
メリット・デメリット
- クエストの消化が早くなる
- 1件あたりの報酬単価が低い
- 遅延による配達員のBADが増える
- 積載量が増えて、商品の破損に繋がる
クエストの消化が早くなる
一度に3件も運べるので、クエストの消化がかなり早くなります。
特に雨クエストなどの時間制限があるものだと、一回でもトリプル配達が入ると完全クリアがしやすくなるので、その点ではかなりのメリットといえるでしょう。
個人的には、今までの雨クエはダブルでどれだけ頑張っても、3時間以上はかかっていましたが、トリプルが導入してから2時間半でも達成可能になりました。
1件あたりの報酬単価が低い
トリプル配達のオーダーは、3件分の配達で1000円前後のものが多い印象でした。
シンプルに1件あたりスリコ(300円)に近い金額になるということなので、距離と報酬単価が見合ってるのか確認する事が大事になってきます。
クエスト消化が間に合ってない方などには良いですが、件数消化に拘らない方は見極めてから受けるようにしましょう。
遅延によるBAD評価が増える
トリプル配達はピックもドロップも後になるほど遅くなってしまうため、遅延によるBAD評価が増える傾向があります。レストランや注文者にとってはトリプル配達とか関係ないですからね・・。
特に3番目のお客様にとっては、かなり迂回していて向かっていることになるので、BAD評価を付けられる確率が高いです。
2番目以降のお客様には『Uber Eats の配送システムにより、他のお客様のご注文と同時に配達しているため、お時間を頂戴しております。お待たせして申し訳ありません。いましばらくお待ちください。』というように一言メッセージを添える事をオススメします。
積載量が増えて、商品の破損に繋がる
トリプル配達は、とにかくバッグに入れる積載量が多いです。
ハンバーガーセットとラーメン2人前のような組み合わせや、定食2人前にコンビニのお酒詰め合わせのような重量物まであります。
配達中に崩れないように固定し、尚且つ冷めないように迅速に配達しないと商品の破損に繋がるので注意しなければなりません。
とにかく、トリプル配達はお客様に対してより神経を使わなければいけないので、大容量のバッグや緩衝材などしっかり準備した上で受けるようにしましょう。
トリプル配達の攻略法
オーダーリクエストの地図をスクショする
オーダーリクエストをスクショすれば、ピック場所とドロップ場所がだいたい分かります。
ピンのような位置が現在地で、そこから近い点ごとにピック先とドロップ先になります。
稼働ガイドの順番を見れば、どこの点がピック先でどこの点がドロップ先なのかだいたい分かるようになっています。
長距離のオーダーが多いので、オーダーリクエストのスクショ画面と稼働ガイドを照らし合わせて、どこら辺なのか事前に確認する事をオススメします。
トリプルを解体してシングルやダブルにする。
オーダーリクエスト画面の上の地図を見て、明らかにピック先が遠かったりする場合や、バッグの積載量が厳しい時は、キャンセルしてシングルやダブルにする事も可能です。
基本的には、1番目のピック先は1番目のドロップ先、2番目のピック先が2番目といった順番通りのオーダーが多いです。
ですが、1番目のピック先が2番目のドロップ先だったり、2番目のピック先が1番目のドロップ先というように順序が逆転する事も稀にあります。
なので、最後のドロップ先を地図で確認し、万が一の時も行ける範囲のオーダーだけを受諾しましょう。
まとめ
Uber Eatsは、他店舗ダブルから始まり、遂にトリプル配達まで実装され、単価報酬を下げにいってるフェーズへとだんだん切り替えています。
おそらくコロナ禍で配達員が十分に集まり、これから黒字になるよう単価を調整しているのだと思います。
この先は、この単価でどう立ち回るのか、他社と掛け持ちして安定した報酬が得るのか、配達員の技量が試される事になると思います。
今後、Uber Eatsがブーストカットやクエストの廃止など、インセンティブカットにも更に拍車を掛けてくる事も予想されます。
そうなった時の事も想定し、Uber 一本でやっている方は、他社デリバリーと掛け持ちするなども立ち回り方を考えた方が良いでしょう。