宮城県仙台市のUber Eats は軽貨物やバイクが有利! 配達パートナー体験談
宮城県仙台市では、以下のフードデリバリーサービスが展開されています(2022年6月現在)。
私が登録しているのは、Uber Eats(ウーバーイーツ)とWolt(ウォルト)の2社です。 Uber Eats の配達パートナーに登録した理由は、2019年4月に仙台でサービスがスタートしたのをきっかけにフードデリバリーをやってみたいと思ったためです。
また、Uber Eats 以外のフードデリバリーも経験してみたくなってWoltにも登録しています。(仙台では最低時給保証は終了しています)
このページでは、仙台で副業としてフードデリバリーをして気づいたことやおすすめエリア、注意点などについて紹介します。
- 仙台で稼ぎやすいエリア情報
- 仙台の稼ぎやすさについて
- 仙台ならではの注意点
- 配達車両別のメリット・デメリット
- 配達員には必須! スマホグッズ2点
- まとめ
仙台で稼ぎやすいエリア情報
仙台駅周辺は注文が多く、仙台で最も稼ぎやすいエリアです。その中でも注文が発生しやすい場所をご紹介します。
- 本文中の①~④の位置は上記Googleマップ「おすすめスポット」(オレンジの丸数字)で確認できます
注文が多い(待ち時間が少ない)場所
仙台駅周辺の「①マクドナルド 仙台駅東口店」や「②マクドナルド 仙台中央通り店」は、比較的注文が多いと感じます。
配達依頼を受け、お店に到着した時点で商品の準備が整っていることがほとんどなので、待ち時間も少ないです。
待機しやすい場所
軽貨物で配達している私がよく待機している場所は下記です。
①勾当台公園付近 | 路駐車両が多く、注文も発生しやすい |
②肴町公園付近 | 勾当台公園同様、路駐車両と注文が多い |
③セブンイレブン仙台宮町1丁目店 | 駐車数が多く待機しやすい ※30分以上駐車は禁止 |
④ファミリーマート 仙台二十人町店 | 仙台駅東口付近に最も近く駐車場もある |
- 表の①~④の位置は上記Googleマップ「待機スポット」(紫の丸数字)で確認できます
よく配達員が集まる場所
配達員の姿が特に目立つのは「③BiVi仙台駅東口」付近です。
仙台駅東口付近ということもあり、マクドナルドや吉野家など注文が多い店舗が隣接しているのが理由だと思います。
あまり知られてない穴場情報
仙台駅からはかなり距離が離れてしまいますが、最近では「④泉中央駅」付近も注文が多いと感じます。
全体的な注文数では仙台駅付近がやはり多いですが、泉中央駅付近には以下の特徴があります。
- 仙台駅から遠く、配達できる人が限られるため注文を受けやすい
- ロングピックが多く、バイクや軽貨物に有利
- タワーマンションが駅付近に比べて少なく、気楽に届けることができる
仙台の稼ぎやすさについて
雨天時や休日はまだまだ稼げる
2019年4月に仙台にUber Eats が到来した時は、コロナウイルスが流行し始めたことも相まって、毎日注文が殺到していました。
初めてUber Eats のフードデリバリーを経験した私でも1週間で6万円ほど稼げました。
3年経過した現在は、サービス開始当初ほどの盛り上がりはなくなりました。しかし、雨天時や休日は今でも注文が多く、フードデリバリーで稼げるチャンスは仙台にはまだあると思います。
インセンティブを狙うには
注文数が多い仙台駅周辺での配達を継続することがコツです。
件数を稼げれば、Uber Eats では「クエスト」のインセンティブ、Woltでは「ウィークリーボーナス」のインセンティブ獲得に繋がると思います。
仙台ならではの注意点
料理の待ち時間が長いお店
個人経営に近いお店は、料理の待ち時間が長いと感じます。
特に、コーヒーやハンバーガーを販売しているカフェスタイルのお店は、料理の完成まで10分以上待つ時もありました。
配達距離が長くなりがちな3つのエリア
仙台駅周辺から配達距離が長くなりがちなエリアと注意点を紹介します。
霊屋下
広瀬川を渡った先にあるため、橋を経由しないとたどり着けないエリアです。
川内
霊屋下同様、広瀬川を渡った先にあります。
八木山
山道を登る必要があり、ルートが限定されるのが難点です。
交通事故が多く危険な場所
以下の2箇所が、交通事故が起きやすい場所だと思います。
東二番丁定禅寺通交差点
地下鉄勾当台公園駅の出入り口、仙台三越付近です。
東二番丁広瀬通交差点
地下鉄広瀬通駅の出入り口で、交通量がとても多いため注意してください。
配達車両別のメリット・デメリット
私は原付バイク、自転車、軽貨物自動車全てを経験した上で、現在は軽自動車を黒ナンバーに変更して配達しています。
仙台では軽自動車でのフードデリバリーが一番適していると感じ、プライベートでもフードデリバリーでも使用できる軽自動車で配達しようと決めました。
参考までに、私が感じた各配達車両のメリット・デメリットを紹介します。
自転車
- メリット
・車両の維持費がもっとも安い
・一方通行や細い道もスイスイ通れる
・運動不足の解消になる
- デメリット
・体力が無いと配達件数を増やせないため稼ぎにくい
・走行時の振動で商品が破損したりこぼれたりする時がある
・雨の日は全身ずぶ濡れになる覚悟が必要
原付バイク
- メリット
・燃費が良いのでガソリン代を節約できる
・渋滞の影響を受けにくい
・小回りが効いて走りやすい
- デメリット
・2段階右折や法定速度(30km/h)を守る必要があり、ルートによっては効率が悪くなる
・常にデリバリーバッグを背負っていると、首や肩が痛くなる
・炎天下や雨天時は対策の必要がある
軽貨物自動車
- メリット
・気温や天候の影響を受けず配達できる
・バッグを車内に設置できるので、商品の破損や中身がこぼれることが少ない
・2段階右折を気にすることなく右折でき、ルートの影響を受けにくい
- デメリット
・配達車両の中で、維持費が最も高い(ガソリン代・任意保険料・駐車場料金等)
・駐車禁止による取り締まりのリスクが高い
・渋滞の影響を最も受けやすい
とりあえず手持ちの車両orシェアサイクルで挑戦してみよう
車両別にメリット・デメリットはありますが、まずは手持ちの自転車やバイクで挑戦して、フードデリバリーの仕事の流れを知るのがおすすめです。
自転車もバイクも持っていない場合は、仙台市には「DATE BIKE(ダテバイク)」というシェアサイクルサービス(通称:赤チャリ)があります。まずはダテバイクを使ってフードデリバリーを試してみると良いでしょう。
仙台コミュニティサイクル DATE BIKE- 配達で使う車両について詳しくはこちら
- 配達パートナー登録の流れはこちらで解説
配達員には必須! スマホグッズ2点
フードデリバリーの効率アップに繋がるグッズをご紹介します。
モバイルバッテリー
フードデリバリーを行う上で「モバイルバッテリー」は必須グッズです。専用のアプリが常に現在地情報を取得するため、バッテリーの消耗がいつも以上に多いためです。
充電せずに配達を続けると、早い時は2〜3時間程度でバッテリーが底をつくこともあるため、モバイルバッテリーは常備しておいたほうが良いでしょう。
軽貨物車で稼働しているなら、バッテリーが上がってしまった時にジャンプスターターとしても使うことができるタイプだと便利です。
スマホホルダー
時々ポケットからスマホを取り出して地図を確認している配達員がいますが、運転しながらスマホを操作するのは大変危険です。道路交通法違反でもあります。
スマホホルダーを車両に取り付けるだけで、注文が来た際にすぐに確認したり、スマホを手で持たずに配達先のルートを確認できます。配達効率も上がり報酬アップにも繋がるため、こちらも必須のグッズです。
ちなみに私は充電機能付きのスマホホルダーを使用しています。スマホの固定と充電が同時にできるため、便利すぎて手放せないくらい愛用しています。※下記の商品は自動車用です。
まとめ
仙台ではUber Eats もWoltもサービス開始直後ほどは稼げなくなりましたが、私は今後も配達の仕事を続けていくつもりです。車の運転が好きということもあり、フードデリバリーは仕事だけでなく趣味としても成り立っています。
今からフードデリバリーを始めたいと検討している人は、まずはお試しで体験して、続けていけそうと感じたら、稼働時間に応じて自分が配達しやすい車両を選ぶと良いと思います。
今後も仙台市内で、フードデリバリーが盛り上がってくれることを祈っています。