Uber Eats は朝活が稼げるって本当?実際にやってみた結果!
朝活とは、文字通り朝に何かの活動をすることです。部活の朝練みたいなものですね。
Uber Eatsの配達でも、朝活をする人が増えてきていることをご存じでしょうか?
「そんなに朝から注文する人なんているの?早起きして稼働するのは大変そう」と考える人も多いと思います。
実際、私もやってみるまではそう思っていたんですが、ものは試しということで朝活をやってみることにしました。
配達件数5000件以上のベテラン配達パートナー目線で、朝活Uber Eatsで実際に配達してみた感想を紹介します。
- Uber Eatsでの朝活の時間帯とは?
- 朝活するとどんないいことがある?
- 朝活には悪いところも?
- 朝活時にマークすべきお店
- 朝活を成功させるためにすべきこと
- 【実録】ベテラン配達パートナーの朝活
- 【結論】朝活すべきかどうか
Uber Eatsでの朝活の時間帯とは?
厳密には決まっていませんが、Uber Eatsの営業開始である午前7時から、ランチ営業が始まる前の10時半頃までと考えています。
この時間はオフィスへの配達はほとんどなく、自宅に届けることが多いです。
地域によって営業開始時間が違うので注意です。
朝活するとどんないいことがある?
ピックアップする店舗が限られる
朝早くから営業しているお店は限られます。
一見するとデメリットのように感じますが、マークする店舗を絞れるので、注文が入りやすいお店を見つけやすくなります。
朝から注文が入るのは、カフェなどで軽食を出しているお店や、スターバックスのようなコーヒー専門店、もしくは営業時間が長いマクドナルドなどファストフードのお店に限られます。
競合配達パートナーが少ない
自由な時間に稼働できるのがUber Eatsの魅力なので、わざわざ朝早く起きて稼働する人は少ないです。
やはりピークタイムのランチに合わせて稼働を始める人や、日中の仕事が終わって夜から稼働する人の方が多いです。
日跨ぎクエストをクリアするために切羽詰まって夜遅くまで働くというのも、夜型配達パートナーが多い理由です。
注文数が多い昼や夜に絞って稼働する方が合理的といえますが、だからこそ競合となる配達パートナーが少ない傾向がある朝がねらい目とも言えるのです。
生活リズムが整う
フードデリバリーの仕事は勤務時間に縛られていないがゆえに、生活リズムを作るのが難しいです。
夜は夜で注文が多いため辞め時が難しく、気づけば遅くに帰って生活リズムが狂いがちです。
体力勝負の自転車パートナーにとって体調を整えることは基礎中の基礎ですし、バイクパートナーも睡眠を十分に取って運転に集中できるようにしなくてはいけません。
朝の時間を固定することで生活リズムが整い、安定したパフォーマンスを発揮できます。
朝活には悪いところも?
平日の朝は道が混んでいる
平日の朝活の時間帯(特に7時から9時)は、出勤・通学の時間帯と被り、道が混雑しがちです。
学生集団の通学自転車とかぶってしまったり、渋滞に巻き込まれるとタイムロスになってしまいがちです。
とはいえ、慣れてくれば混みやすい道がわかってくるので、回避ルートを使うなど対策を立てられます。
配達単価が低い
昼や夜のピーク時間と比べ注文が集中するわけではないため、ブーストやヒートマップが出にくく、1回ずつの単価はどうしても安くなってしまいます。
しかし配達件数は稼げるのでその分クエスト達成に近づきます。
配達依頼が入らないと元も子もないのがこの仕事です。個人的には、配達単価より配達件数が大事なため、そこまでネックにはならないと考えています。
出前館はオフピークでも高単価
Uber Eats はオフピークの時間帯だと単価が低く、スリコになってしまうことが多いです。
出前館でも朝はブーストが付かないのでそこまで高額になることはないですが、最低単価が600円(関東以外は550円)と決まっているので、スリコに比べれば全然高いです。
時間帯で稼働するアプリを変えるのもありですね。
季節によっては辛い
寒くなると朝の時間に配達するのが辛くなります。
しかし辛くなるのは他の配達パートナーも一緒です。辛い季節ほど、配達パートナーが減る可能性が高く、注文者は外に出たくなくなります。
朝が辛い季節ほど効率よく稼ぐチャンスと言えます。
朝活時にマークすべきお店
注文アプリを利用してみる
朝は開いているお店が限られているので、待機場所が悪いとリクエストを取りにくいだけでなく、リクエストが入った時に遠くまでピックに行くことになってしまいます。
注文アプリでは朝注文を受け付けているお店をリサーチすることができ、レストランが複数集まっているところを見つけると効率的に待機できると思います。
アプリを開いて最初の画面に大きく出ているお店は注文が集まりやすいです。
朝活におすすめのお店
配達地域によって異なりますが、私の経験上はスタバ、マック、コンビニ(ローソン)がおすすめです。
他にも、地元で人気のカフェなどがあれば、そういったお店もいいでしょう。
まずは注文者用のアプリを起動して、これらのお店が朝活の時間帯に空いているか、確認してみましょう。
朝活を成功させるためにすべきこと
朝活を成功するためにすべきことは、一言でいうと「情報収集」です。実際に私がおこなっている情報収集について紹介します。
朝活時間帯に稼働してみて傾向を知る
まずは毎日決まった朝活の時間帯に稼働して、どのお店にどの曜日のどの時間帯に注文が入りやすいか傾向を確認しましょう。
飲食店の方とコミュニケーション
商品を取り行ったときに、お店の人と雑談の中で「朝の時間帯ってどのくらい注文入りますか?」など聞いてみましょう。
「いつも朝の9時台は注文が多いですよ。」などの情報が得られると、今後の配達に活かせますね。
SNSを使って情報収集
Twitterで「Uber Eats 朝活」と検索し、上のタブの「最新」を押すと、同じように朝活に取り組んでいる配達パートナーの情報が得られます。
有益な情報が得られることもあるし、なによりモチベーションアップに繋がりますね。
地蔵スポットへ出向く
地蔵スポット(特にマクドナルド周辺)にはたくさんの配達パートナーが待機していることが多いです。
人の数だけ情報はあります。挨拶等をきっかけに声をかけ、朝活の情報を聞いてみるのもいいでしょう。
【実録】ベテラン配達パートナーの朝活
私自身、Uber Eatsを始めたての頃は夜型の生活リズムでした。自由に働けるがゆえに夜遅く寝て、朝遅くに起きる生活。
次第に決まった時間に起きられなくなり、生活リズムが崩れ、疲労感から配達効率も下がりました。結果、収入が低下するという負のスパイラルに。
その収入低下をきっかけに、朝活をはじめました。
毎朝決まった時間に稼働するというルールを作ることで、同じ時間に起床することを習慣化することに成功しました。
決まった時間に起きることで夜も早い時間に眠くなるようになり、生活リズムが整うだけでなく、睡眠の質も良くなって疲労感が軽減していることを実感することが出来ました。
結果、夜型のときより長い時間、稼働できるようになり、Uber Eatsでの収入が上がりました。
また暗い中で配達するより明るいときに配達することが増えたことから、精神的な面でも明るい気持ちで配達できるようになった気がします。
【結論】朝活すべきかどうか
それぞれのエリアの状況や、人によって得意・不得意はありますが、個人的には朝活はおすすめです。
やはり朝活で一番メリットに感じたのは、生活リズムが整うことです。
単純に数字だけ見ると朝はそれほど効率がいいわけではないですが、不規則な生活をしていると、日中に眠気に襲われたり、集中できなかったり、数値として見えない部分で悪影響を感じます。
注意力が落ちると交通事故にも繋がりかねないので、良質な睡眠を取ることも仕事のうちだなと思うようになりました。
もちろん朝がどうしても苦手で夜活動した方が調子がいいという方もいると思いますので、そういう方は無理せず夜メインの稼働もいいと思います。
どうも生活リズムが安定せず、イマイチ体調が優れない、という方はぜひ朝活を試してみてください。
私のように、意外な発見ができるかもしれませんよ!