Uber Eats配達員がmenuデリバリーやってみた!どっちが稼げるのか?

noshiftデリバリーワーク編集部

Uber Eats(ウーバーイーツ)はフードデリバリーを代表するサービスに成長し、急激に登録する人が増えたせいか、最近は配達員が飽和状態になりつつあります。

街中に配達員が溢れかえって思ったように注文が取れない、注文が入っても報酬が300円(スリコ)ばかり、ということが少なくないです。

そこで注目なのが、新進気鋭のフードデリバリーアプリ menu(メニュー)です!

menuデリバリーの仕組みはUber Eatsと似たところが多く、Uber Eats経験者であればすんなり始めることができます。

今回は、menuとUber Eatsを同時にオンラインにして、都心で丸一日稼働したらどちらが稼げるのかを検証しました!

同時に受注すると配達の遅延に繋がるので、片方で受注した時はもう一方をオフラインにしてます。

この記事は2020年5月頃に作成しました。現在は変わっている部分もありますのでご注意ください。

目次
  1. アプリの見た目は似てる!
  2. 注文の取り方に違いあり
  3. 配達の流れはUber Eatsと同じ
  4. バッググラウンドに注意(修正済み)
  5. Uberとmenuどっちが稼げた!?
  6. 2つのアプリを比較

アプリの見た目は似てる!

左:menu 右:Uber Eats 配達アプリはよく似てます
左:menu 右:Uber Eats 配達アプリはよく似てます

ここからは実際の稼働中のできごとを時系列順に書いていきます!

10時から渋谷のど真ん中で、Uber Eatsとmenuのアプリをダブルオンラインでスタンバイしました。

Uber Eatsのドライバーアプリを使ったことがある人ならわかると思いますが、海外製の配車アプリを翻訳しているためか、日本語が変なところがあります。

menuアプリを使って最初に感じたのは、そういった不自然さがまったくないことです。さすが国産アプリですね。直感的というか、この馴染む感じはけっこう大事な部分だったりします。

この日は土曜日ということもあり、渋谷では多くの配達員を見かけました。

menuバッグの配達員も見かけました
menuバッグの配達員も見かけました
menu配達はUberバッグでOK

私が登録した段階では、menuバッグはまだありませんでした。

自分で保温バッグを用意してください、ということだったのでUber Eatsのバッグを使いましたが、特に問題はありませんでした。

レストランのスタッフや、お客さんからすると少し不思議に思うかもしれませんね。

2020年5月から、menuオフィシャルショップでバッグが購入可能になりました。3色から選べるし、価格も安いです。(中身はUberバッグと同じです)

同時にオンラインにして10分経過・・・。

先に鳴ったのはUber Eatsでした!

さすが、これだけ配達員が溢れていても、利用者が多いだけあります。

Uber Eatsの配達をこなし、再びmenuアプリを開いて鳴るのを待ちます。

注文の取り方に違いあり

Uber Eatsは個人に配達リクエストが送られます。

そのため、リクエストが鳴ったらタイムリミットまでの間であれば受けるか拒否するかを判断することができます。

menuの場合は、複数の配達員に一斉に注文が送られ、早い者勝ちで受注するシステムになっています。

瞬間的に受注しないと他の人に取られてしまうので、受けるかどうか判断している余裕はありません。

左:menu 右:Uber Eats リクエスト画面の比較
左:menu 右:Uber Eats リクエスト画面の比較

注文が入った時の画面もよく似ています。

操作方法の違いとしては、menuは受け付ける時に長押ししないといけません。

早押し勝負だけに、もどかしさを感じる部分ですね。

争奪戦に負けてしまいました
争奪戦に負けてしまいました

他の人に先を越されてしまうと、このようにエラー画面が出てしまいます。

じっとアプリを眺めて注文が入るのを待ち、何度か挑戦するもののなかなか受注できません。

menuの受注は反射神経勝負の早押しゲームの様相を呈してきます。

ついに案件初GET!

ようやく受注成功!
ようやく受注成功!

11時20分、4回目のチャレンジで、ようやく誰よりも早く長押しすることができました!(受注画面が出て0.5秒以内に長押ししないと勝てません 笑)

Uber Eatsとちょっと違う点としては、menuの受注画面には調理時間が表示されます。

調理時間に合わせて向かえば、お店の中での待ち時間を減らすことができます。ちょっとしたことだけど、これは便利ですね。

配達の流れはUber Eatsと同じ

受注後の流れはUberEatsとほぼ同じです。

全てクレジット決済で、現金のやり取りがないためお釣りを用意する必要もなし!

同時に稼働していると、お店でつい慣れてる方の「ウーバーです」と言ってしまいそうになります。間違えず「メニューです」と言うように気を付けました 笑

配達完了後にお店とお客さんに評価を付けます。Uber Eatsだとピックアップ直後にお店の評価を付けるので、タイミングが微妙に違います。

▼配達のやり方について詳しくはこちら

初心者向け menu配達のやり方・手順を徹底解説

menuはピック時もドロップ時も距離報酬が発生しますが、実走距離ではなく、それぞれの地点の直線距離で計算されます。

上記の配達は実走距離はピックドロップ合わせて6kmを超えていましたが、4km弱で計算されていることがわかります。(75円/kmなので、3.9kmくらい)

2020年7月15日以降、直線距離ではなく徒歩ルートの距離で計算されるように変更されました。

バッググラウンドに注意(修正済み)

Uber Eatsが連続して鳴り、5回ほど配達をこなします。

ピーク料金(ヒートエリア)とチップ制度も相まって、1回の配達で800円に迫るものもありました。流石Uber Eats。ピークタイムはよく鳴ります。

Uber Eatsの配達を二時間ほどしたところで、menuが全然鳴ってないことに気が付きました。

気になってmenuアプリを開くと、しばらくしてまた早押しゲームが始まりました。つまり、menuアプリは現段階ではバックグラウンドで受注できないのです・・。

よってUber EatsやGoogle Mapを開いているときにはmenuが全く鳴らないことが分かりました。

追記:バックグラウンド通知に対応

2020年6月1日の機能改修で、バックグラウンドでの通知に対応できるようになりました!

ずっと張り付いていなくてはいけないのがmenuのやりにくいところだったので、嬉しい改善ですね。

これで待機中にスマホで他のことができるようになります!(とはいえ、早押しに勝つには張り付いていた方が有利です)

Uberとmenuどっちが稼げた!?

menuの報酬金額
menuの報酬金額

10時~20時の、合計10時間稼働しました。

ディナータイムはなるべくmenuの注文を受けるように調整して、それぞれ同じ配達数をこなしました。

(画像のオンライン時間はちょっと表示がおかしいです)

結果はこのようになりました!

同じ回数なのにmenuの方が報酬額が高いです!これはレベルアップ報酬の3000円が入っているからです。

レベルが低いうちは頻繁にレベルが上がっていくので、この報酬がけっこうたくさんもらえます。(現在のレベルアップ報酬とは異なります)

レベルが上がってくると今度はランクボーナスという別の報酬を取れるようになるので、平均して単価は高めと言って良さそうです。

1日の収入で見ると、Uber Eatsとmenu合わせて16件、報酬金額は12474円でした!

時給に換算すると1250円くらいですね。

報酬形態は少しずつ変わってる

menuは何度か報酬形態の変更をしています。代表的なのは、距離報酬の上限レベルアップ報酬の変更でしょう。

menuは距離報酬が、距離×距離×20円で計算されるため、距離が長くなると爆発的に報酬が伸びるのが特徴でした。

しかし、2021年8月に距離上限が7kmに設定されてしまい、超高額報酬(いわゆるmenu砲)が発生しなくなってしまいました。

レベルアップ報酬は初期の頃はレベルアップするたびに1000円もらえてかなり良かったんですが、これも0円や100円に変更されて旨味が減ってしまいました。

そのかわり経験値がもらえるようになったので、ランクアップで配達報酬そのものを上げやすくなったメリットもあります。

このように報酬システムはよく変わるので、その時々に合わせて稼ぎ方を模索していく必要があります。

▼menuの報酬計算について詳しくはこちら

2つのアプリを比較

Uber Eats

加盟店の数が圧倒的に多くエリアも広いので、すぐに近くの店の注文が入って効率よく稼働することができます。

チップ制度も始まり、運が良ければ収入が増えることもあります。チップは配達の早さや対応の丁寧さの評価でもあると思うので、それがやりがいにもつながりますね。

ただ、配達員は飽和状態なので、注文が減るとなかなか受注できなくなることもあります。

menu

経験値システムが独特で、ランクアップがブースト倍率に繋がったり、レベルアップ報酬があったり、目標を達成して報酬に繋がっていくのが楽しいです。

ロングピック・ロングドロップになることが多い傾向がありますが、距離料金が塁上で計算されるため、距離が長ければ長いほど大きく稼げるのが特徴です。

現状では早押しゲームに勝てるかどうかが何よりも重要になってしまいます。

ダブルオンラインのメリット

配達員の数や注文の数は日によってバラバラで、全然注文が入らない暇な日や時間というのはあります。

2つのアプリで同時に稼働すると注文の窓口を増やせるため、暇な時間ができてしまう可能性を減らすことができます。

アプリによって加盟店の傾向が違いますし、それぞれにお得なキャンペーンやクーポンをやっていることもあり、同じ日に同じ場所で稼働したとしても注文の入り方は変わってきます。

Uber Eatsはブースト・ピーク、menuはランクボーナスのシステムがあり、その時々で報酬がおいしい方を選ぶ、っていうのもありですね。

ダブルオンラインのデメリット

Uber Eatsにはクエスト、menuには経験値のシステムがあります。

それぞれ仕組みは違いますが、一言でいえばどちらもたくさん配達すればするほど報酬が増える仕組みです。

配達回数が分散してしまうことで、クエストが達成しにくくなったり、経験値を貯めにくくなってしまうと、どちらも報酬が下がってしまう可能性があります。

特にUber Eatsは配達報酬が300円(スリコ)になってしまうことが増え、クエストクリアの重要度が以前よりも上がっているので、回数が分散してしまうのはキツイですね。

menu、Uber Eatsそれぞれにいいところがあり、同時オンラインにもメリット・デメリットがあります。

選択肢を増やすことはリスク回避にもなりますし、サポート体制やアプリの好みもあると思いますので、一度登録して使ってみてください!

お友達招待キャンペーン

menuに登録して、期間内に一定回数配達すると追加報酬がもらえるキャンペーンが実施されています。(招待を実施してないエリアもあります)

エリアによって回数や報酬額が異なり、回数は30~100回、報酬額は2500円~10000円とバラツキがありますが、せっかく登録するなら参加しないともったいないです。

これからmenuに応募する方は、キャンペーン参加をお忘れなく!

参加方法は、登録時に招待コードを入力するだけです。

キャンペーンは予告なく終了・変更になることがあります。

詳細な条件や金額は応募ページでご確認ください。

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