愛知のUber Eats ってどう?名古屋市で稼働する配達パートナー体験談
Uber Eats(ウーバーイーツ)が愛知県に進出した初期は、名古屋市が唯一のサービスエリアでした。その後、徐々にサービス範囲が広がって、2022年には一宮市、日進市、清須市、小牧市、春日井市、刈谷市、岡崎市、豊田市、豊橋市など非常に広い範囲で利用できるようになりました。
今はUber Eats をはじめ、出前館、menu、DiDi Foodと数多くのフードデリバリーサービスが展開しています。たくさんのフードデリバリーがひしめく競争が激しいエリアなので、働く側としては選択肢が多い方が使い分けができて助かりますね。
この記事では、愛知県 名古屋市でUber Eats などフードデリバリーの配達員をやってみて、稼ぎやすさはどうなのか、稼げるエリアはどこなのかといった情報をまとめていきます!
- 名古屋は複数のフードデリバリーで稼働可能
- 名古屋のUber Eats は稼げる?
- 名古屋で稼げるエリア
- 名古屋でオススメの待機場所
- 稼働前に購入したものは数点+自転車保険
- まとめ
名古屋は複数のフードデリバリーで稼働可能
名古屋市では以下のフードデリバリーサービスが展開しています。
- Uber Eats
- 出前館
- menu
- DiDi Food
私はすべてのフードデリバリーサービスに登録しています。1つに絞らずたくさんのサービスに登録している理由は、複数のアプリを同時に稼働できるからです。
例えば、Uber Eats をメインにしつつ出前館でも注文を受けるといった感じに稼働をかけもちすることで受ける注文数を増やせる可能性があります。
フードデリバリーの仕事をしていて一番辛いのは、注文が入らずボーッと待機している時間なので、保険として2つ同時にオンラインにするのは有効な手段です。
複数のフードデリバリーで稼働すると、報酬の高い低いや配達距離の傾向、料理待ち時間などのいろいろな違いが見えてくるので、1社しか利用していない方は他も試してみることをオススメします。
名古屋のUber Eats は稼げる?
私が稼働し始めた2020年7月ごろの単価はとても高かったです。名古屋市の中心部、金山駅や栄駅周辺で稼働していましたが、夜の稼働では1.4kmで910円や、2.5kmで889円という案件がありました。夏なので暑くて配達員が少ないことや、コロナの緊急事態宣言でおうち需要が高まっていた時期というのもあると思います。
逆に、現在の単価はどうなのかといったところですが、2021年の12月に私が住んでいる名古屋市緑区周辺で稼働したところ2.6kmで472円でした。この案件はまだいい方で、例えば5kmで370円というものもあるので、単価は確実に悪くなっています。
配達する場所や時間帯など条件によって単価は大きく変わります。
そうした中でも効率をアップするため、オススメの稼げるエリアを以下でご紹介します。
名古屋で稼げるエリア
稼げるエリアを一言でいえばズバリ「繁華街」です。私がよく配達しているエリアは、名古屋駅、栄駅、金山駅、今池駅、この4つの駅の周辺です。
- 名古屋駅
- 栄駅
- 金山駅
- 今池駅
やはり駅は人が集まるので飲食店の数も多く、ファストフードから居酒屋までバリエーションも豊富に揃っている傾向があります。各駅の特徴をご紹介します。
名古屋駅
名古屋の中心部で、飲食店の数が非常に多いエリアです。ピックアップ先は地下街や駅ビルなどで、上下移動が多々あるのも特徴です。
また、名古屋駅を挟んで反対側になってしまうと、地図上では近く見えても回り道しないといけなかったり構造が複雑だったりで、慣れるまでは大変です。
難易度が高く配達パートナーからは敬遠されがちなのもあり、注文は入りやすく稼げるエリアです。
栄駅
飲食店の数が非常に多く、朝から夜まで稼げるメインエリアです。地下街やデパートがあるものの、名古屋駅に比べると複雑ではありません。
ただ、人通りが多く混雑しているため、自転車での走行がしにくいところがあります。1本裏道に入れば案外人が少なかったりするので、一直線に向かうのではなく通るルートを工夫するのがポイントです。
金山駅
飲食店の数がそこそこ多く、地下街や大きなビルもないので配達しやすいエリアです。
ただ、商業施設「アスナル金山」は駐輪場所がわかりにくく、初見だと迷いやすいので注意が必要です。
今池駅
居酒屋など夜の店が多いエリアで、注文もどちらかというと夜の方が入りやすい印象です。 配達先が本山方面だと、そのまま東の方に流されやすいので注意です。
千種区の東の方は高低差が激しく、かなり体力が必要になります。
自転車放置禁止区域に注意
金山駅周辺で稼働していた時の話です。アスナル金山に自転車を止めるとすぐに警備員の方に自転車を動かすように言われました。
金山駅周辺は自転車放置禁止区域になっているので、ピックするときは駐輪場に止めないといけません。アスナルは西側に配達員用の駐輪場があります(茶色い建物の「搬入口」と書かれた場所)。
なお、注意されるだけならまだ良い方で、タイミングが悪いと撤去されてしまう可能性もあります。撤去されると保管所まで取りに行かないといけない上に、撤去保管費用として3,500円支払わないといけません。(原付は5,000円)
金山駅周辺だけでなく、名古屋市内は自転車放置禁止区域がたくさんあります。どこが禁止なのか覚えておき、よくピックに行く場所は近くの駐輪場を把握しておくとスムーズに配達できます。
自転車等放置禁止区域のご案内(名古屋市公式HP)名古屋でオススメの待機場所
フードデリバリーの仕事を一日中していると、注文が入りにくい時間帯があります。 そういう時は待機場所で休憩しながら注文を待つ時があります。
私がよく利用している待機場所は鶴舞公園とオアシス21です。
位置は前の章でご紹介したグーグルマップ「名古屋市のオススメ配達エリア・待機場所」に黄色いピンで表示しました。オススメ配達エリアのすぐ近くなのがおわかりいただけると思います。
鶴舞公園
鶴舞公園は金山エリアから北東の方向にあります。とても広い公園で、真ん中に噴水があり、その近くのベンチでよく休憩しています。
JR鶴舞駅が近くにあるんですが、その高架下の飲食店から注文が入ることが多いです。
オアシス21
オアシス21は地下鉄の栄駅から地上に出たところにある複合施設です。私が稼働をスタートする時はこの場所をよく使います。オアシス21の中には、サーティワンやマクドナルド、にぎりの徳兵衛、スターバックスコーヒーなどの飲食店が入っていて、無料の駐輪場まであります。
ところどころに座る場所があって、休憩しながら注文待ちができるのでオススメの場所です。
稼働前に購入したものは数点+自転車保険
保冷バッグ
配達バッグはトウリトの保冷バッグを買いました。
Uber Eats 純正のデリバリーバッグも持っているんですが、とてもデカくて空間を埋めないと中で商品が片寄ってしまうんですね。トウリトの保冷バッグはコンパクトな大きさで、お弁当やファストフードのセットなどがちょうどいいサイズ感で入ります。
ただ、注文量が多すぎると入りきらなくなってしまうので、そのあたりは見極めが必要になってしまいます。お寿司やピザはまず入りません。
見た目がUber Eats っぽくないので、出先で配達したい人や、少しだけ稼働したい時のサブバッグとして使うのもいいかもしれません。
緩衝材・レジャーシート
Uber Eats などのフードデリバリーで配達するときに、中の商品が荷崩れしないように緩衝材を用意しておくといいです。
自転車で配達していると、歩道の段差に出くわすことがあると思います。こういう緩衝材をバッグの底部に敷いておくと、段差を超える時の振動を吸収してくれます。
また、振動で商品が揺れないよう、バッグの隙間は軽い素材のもので埋めるのがオススメです。アルミシートは包むと保温効果もあり、配達員に特に人気があります。
中古の自転車
私は自転車を持っていなかったので、最初は中古の自転車で始めて、お金を貯めてからクロスバイクに買い換えました。
自転車はこだわらなければジモティーで格安で譲ってもらうこともできます。とにかくお金がないけど稼働したいっていう人はそういう手段もありですね。
ちなみに、名古屋では徒歩でUber Eats の配達をすることもできます。
また、名古屋には電動自転車のシェアリングサービスがあります。私は住んでいる緑区であまり稼げなかった時期は、栄など中心地に電車で移動して自転車を借りて稼働していました。
仕事の時は自転車でもヘルメットを着用します。なお、名古屋市では自転車を乗る時のヘルメットの着用が努力義務になっています。
スマホホルダー
Uber Eats で配達するにはスマホホルダーが必要です。
私はこちらのスマホホルダーを購入しました。ねじを回すだけで簡単に装着できるので工具は不要です。
自転車保険
商品を運んでいる時の事故やトラブルは、フードデリバリー会社の補償サービスが受けられる場合があります。稼働前に必ず確認しておきましょう。
自分の自転車保険(任意保険)は、稼働している時以外の移動時の事故に備えて加入しておくものです。
私はLINEアプリから損害保険に加入できる「LINEほけん」を使っています。「自転車ライフ安心保険」は月々190円で自転車の保険に入ることができ、補償が充実していてコスパが良いと思います。
ただ、「LINEほけん」は2022年4月30日でサービス終了となってしまうので、これから入るのであればPayPayアプリから入れる「PayPayほけん」がいいかもしれません。
初期費用は合計13000円
Uber Eats で配達するための初期費用は合計13,000円ほどかかりました。
- 自転車(8,000円)
- スマホホルダー(1,000円)
- 保冷バッグ(4,000円)
やはり自転車を持っているかどうかで初期費用がけっこう変わってきますね。 緩衝材やヘルメットなど小物を充実させていくと2万円くらいはかかります。
まとめ
愛知県 名古屋市のUber Eats は、以前に全盛期に比べると稼ぎにくくなってきていますが、稼働する時間帯や場所を厳選して効率を上げればまだまだ稼げます。
また、出前館やDiDi foodなど多数のフードデリバリーが進出していることも特徴なので、他のアプリと切り替えたり、同時に稼働したりすることで少しでも注文を増やすことで稼ぎにつながります。
金山駅や名古屋駅の周辺で稼働する場合は、自転車放置禁止区域のことを頭に入れておき、事前に駐輪場の場所を把握しておくなど対策もしましょう。
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