女子大生が京都でUber Eats配達にチャレンジしてみた!収入・アドバイスまとめ
京都でUber Eats配達員をしている大学生のNaoです!
普段は衣料品店とコンビニ店員の掛け持ちバイトをしています。
夏休みにガッツリと稼ぎたかったのと、東京や大阪で賑わっているUber Eatsが少し気になっていたので、ダイエットにもいい機会と思い配達をすることにしました。
ということで、Uber Eats京都エリアの登録→50配達してみたレポートです!
- 登録
- 配達員をしてみての感想
- 50配達で稼いだ金額(時給換算)
- 慣れるまではうまく稼げなかった
- 後半はインセンティブがあった
- うまく稼ぐヒント
- アドバイス
- 女性配達員へのアドバイス
- おまけ(50配達レストランリスト)
登録
Uber Eatsで配達を始めるまでには
Web登録→車両確保→パートナーセンターでの登録
という手順が必要です。私は自転車を持っていたので車両確保は飛ばしてWeb登録→パートナーセンターでの登録の順で手続きしました。
Web登録
Web登録は携帯からでもパソコンからでも両方できます。私はパソコンで手続きしました。
身分証の写真をアップデートするところでは自分の免許証をMacのPhoto Boothで撮りアップロードしたのですが、それで無問題だったようですんなりとWeb登録は終わりました。
パートナーセンターへ
後日、14時くらいに京都駅付近のパートナーセンターに到着。(後に移転して五条になりました。)
...あれ、今日はやってる日...だよね?
ぱっと見やってるかんじが全然ないのですが、入り口のドアを入ると左側に階段があって、そこを2階にあがると無事到着!
オフィス感はなく、スタイリッシュでおしゃれな雰囲気でした。スタッフは4人で、若い人が多かったです。女の人もいました!
10分くらい待って呼ばれ、それから15分ほどスタッフからの説明を受けて終了でした。Uber Eatsのバッグは後日郵送で届けられるということで、帰りも手ぶらでした。(5日後に自宅に届けられました!)
配達バッグは昔はその場でもらえることが多かったそうですが、いまは在庫切れで待つことが多いみたいです。その日から配達したい人は運が良いことを祈るしかなさそうです。。
登録完了
登録自体はスタッフの方も親切で楽しくできました!しかしこのときの説明だけではどんな感じで稼げるのか全然ピンとこなく、ちょっとふんわりしたまま初日を迎えることになりそうです。
周りを見ていると、Web登録せずに(それか不具合で出来ずに)きた人もちょこちょこいたみたいで、その人たちはもっとふわふわしていたのではないでしょうか。。(Web登録せずにいきなり来ても大丈夫そうなかんじでした!)
登録に関して気をつけておくべきことは、Web登録がうまくいかなくてもパートナーセンターに行ってみること。また京都のパートナーセンターは金土日しか営業していないので気をつけてください!
配達員をしてみての感想
時間に融通がきく
今回の配達で一番助けられたのは時間面です。他のバイトがあったり、急に予定などが入っても、シフト制ではなく、好きな時間からオンラインにするだけで仕事ができるのは非常に気持ちが楽でした。
バイト前の「今からバイトかぁ。。」みたいなのがないし、天気が悪かったら行かなければいいので(実際に台風が来そうな時はいきませんでした)、モチベーションが上がった時にすぐに稼げるのはおすすめです!
また、給料が1週間おきに計算されて翌週に振り込まれるので、学生によくある「飲み会に行くお金がない!」といった状況も解決できる可能性のある仕事です!!
違う角度から街をみれる
これは予想外の発見でした。なにしろ京都に住んでいる学生は、大学から出ると「河原町で飲む」しか選択肢がないので(すみません、私だけの話かもしれません。笑)、普段行かないところにいろいろ行けたのは「お金をもらいながら観光をしている」みたいな感じでした!
特に御所の方にいけたことは面白かったです(上京区には基本的に行かないので)。あとこれも上京区の話ですが、たまたま通った道にポルノ映画(千本日活)があって、こんなところにこんな映画館があるのか、と衝撃でした。笑
運動になる
これは大きなメリットだと思います!自転車を使って配達したので、思ったより運動量は大きく、(途中帰省して暴飲暴食した時もあったにも関わらず)結果2キロ痩せていました!これを継続すればお腹周りが気になることはなさそうですね。
とはいえ、坂道を多く走ると足の筋肉がつくので、女子としては気になるところではありますが。。痩せたから結果オーライ!
50配達で稼いだ金額(時給換算)
私は全部で8日かけて50配達をしたのですが、内訳はこんなかんじでした。
1日目 | 3時間35分 3,129円(時給873円) |
2日目 | 1時間35分 1,106円(時給699円) |
3日目 | 1時間36分 898円(時給561円) |
4日目 | 4時間32分 3,463円(時給764円) |
5日目 | 4時間54分 3,915円(時給799円) |
6日目 | 2時間38分 4,112円(時給1562円) |
7日目 | 5時間50分 8,390円(時給1438円) |
8日目 | 4時間44分 5,457円(時給1153円) |
通算 | 29時間24分 30,470円(時給1,036円) |
50配達の通算だと時給1036円となり、無事(?)時給1000円は越えることができました!よかった!
それに今回は招待ボーナスがあったので、実際に稼いだ金額は10000円増えて40470円になります。これで時給を考えると・・・
招待ボーナス込みで:29時間24分 40,470円(時給1,377円)
と、普通のバイトとしてもかなりいい時給になりました!
慣れるまではうまく稼げなかった
日ごとの時給換算をみるとわかりますが、はじめのころは時給561円とかいう悲惨な日もありました。。
あとの方がうまく稼げている理由は、
- 配達に慣れて、1つの配達をはやく終わらせられるようになった
- 配達リクエストの入りやすい場所がわかるようになった(やっぱり三条がいいです!)
- 注文が多い時間を狙ってオンラインにできるようになった(週末の17:30~22:00は注文が切れなかったです!)
かな、と思います。
7日目は初日に比べてずっとスムーズに配達ができているのがわかると思います。
後半はインセンティブがあった
6日目〜8日目はインセンティブがありました。
インセンティブがあると1日の収入が1000円〜1500円くらい増えるので、大きいです!
最初の頃はインセンティブはなかったので、たぶんインセンティブはそこそこ配達をしたことがないとつかないのかな?と思います。
インセンティブは基本的に週末(土日)、雨の日、それか特別に注文の多い日にしか出ないみたいです。
うまく稼ぐヒント
配達する日や時間帯を見極める
これだけでかなり稼げる額が変わるのではないかと思います!
まず、ランチタイム(12時〜13時)とディナータイム(18時〜21時)を狙った方が絶対に要領がいいです。それ以外の時間だと10分から下手すれば1時間近く配達リクエストがこないこともあり、ただ街中をぼーっと走ってることもありえます。
あと、ごはん時のタイミングに配達すると、オーダー数も多いので、ダブルピックアップ(1つのレストランから2件配達リクエストが届くこと)の可能性も大きくなります。これは同じ方面の割と近い2つの届け先に同時に配達できるので、要領はかなり上がります!
ブーストとインセンティブ
もうひとつ、1日に2万以上稼いでいらっしゃる配達員の方(Twiterなどでよく見かけます)が気にしていらっしゃるのはブースト率とインセンティブです。
Uber Eatsのお給料はざっくりいうと
基本の配送料 × ブースト率 + インセンティブ
なのですが、ブースト率によって稼げる額が全然違います!
例えば8日目3件目は646円でしたが、このときのブースト率は2.3xでした。
正確な計算はこのようになっています。
もしブーストがない時にやっていたら273円だったし、ブースト率が1.6xだったら445円になっていました。
それとは別にインセンティブに回数ボーナスが設定されている日があり(例えば、12回配達すると3000円ゲットなど)、これらをうまく使えば1日で2万円稼ぐのも確かに不可能じゃないな、と思います。
ただ、ブーストもインセンティブも土日が圧倒的に出現しやすいですし、金額設定も高めです!(大雨が予想される日はインセンティブが設定されていたりしますが、私は働こうと思わないので割愛させていただきます)
時給保証は今回はありませんでした。
配達するエリアを見極める
これを意識することでもちろん稼ぐ金額も変わりますが、なにしろ体力の消費が防げるのが大きいと思います。
日中稼ぎたい方は特に、坂道を何往復もすると途中でバテる可能性もあるので。。
私が50件配達していちばん辛かったのは、清水寺の坂の往復でした。
この時は日中ということもあり、往復で首に巻いていた氷が完全に溶け、体も一瞬でバテました。。
確かこの一件前は、四条よりの五条に届けたんです。なので近場の東本願寺付近からリクエストが来るのも当然で、今ならここらへんまできたら四条河原町まで完全に戻ってからオンラインにします。
でも正直、どこにいても坂に登らされる時はたまにやってくるので、これは覚悟が必要です。。
坂を避ける
私が考えたのは、「ファストフード店のリクエストを狙う」ということです。
なぜかと言うと、ファストフードはたくさんあるので、例えば清水寺の近くの人がマクドナルドを注文すると祇園四条のマクドではなく七条に注文が行く設定になっているはずだから。
三条や四条河原町のファストフードが多くありそうなエリアにいくと、それだけファストフード店からのリクエストを受ける確率も増えます。
下手に京都をぶらぶらするよりは、近場の配達を狙って、三条や四条河原町で待機するのは一つの手だと思います。ブーストやインセンティブがつく日は近場の配達の方が効率良く稼げるので体力的にもオススメです!
逆にスシローみたいな店舗数の少ないお店のリクエストを受けてしまうと大変でした。。
自転車より原付がオススメ
私は自転車で配達しましたが、個人的には京都だったら原付で働くことをお勧めします。
やはり体力面で、原付は楽だと思います。三条の交差点など、リクエストが多くても人が多い場所には停めにくいというデメリットがありますが、それを差し引いてもやっぱり体力は大事かなあ、と思いました。
アドバイス
50配達をやってみてのアドバイスをいくつかご紹介します!(今回は京都での話です)
待機場所
三条交差点は近くにケンタッキー、すた丼、王将など、リクエストの来やすいファストフードがたくさんあるのでおすすめです!
スシローなどあまり店舗数がないお店は、もし近くにいて受け取るのが早いとしても、配達先がかなり遠い場合があるので要注意です。1店舗しかないお店などは事前に把握しておいてもいいかもしれません。
待機時間
平日だと1時間リクエストが来ないこともありました。休日のディナータイム(18:00〜21:00)は三条や四条付近など呼ばれやすい場所にいれば、ほとんど5〜10分以内にはリクエストがきたと思います。
たまにUber Eatsのリュックを持った人とすれ違ったりする時に立ち話をすることがあるのですが、同じ時間帯から始めていてもリクエストの数に差があることがありました。おそらく始めたばかりの人や、評価が低い人にはリクエストが入りにくいシステムになっているのではないでしょうか。
おすすめ休憩スポット
▲一番お勧めのお店です!
二階建てでかなり広く、充電スポットもあるのでおすすめです。駐輪場も完備していますが、混んでいて埋まることが多いので注意してください。
▲アクセスも良く、席数は少ないですがイートインのコーナーもあります。
カフェに行くと500円くらいかかっちゃいますが、コンビニだと100円くらいで済むのでちょっとした休憩にお勧めです!
お手洗いもあるので何度か利用しました。
▲おしゃれで、ご飯を食べたい時はお勧めです。
店の前に自転車を止めてUber Eatsのバッグを置いていきました。いちおう中身は持って、自転車と一緒にワイヤーロックに通しておくといいです!
他にもバッグを置いて中で食べている配達員を見たことがあるので、わりと知られているのかな?と思います。
バッテリー
Uber Eatsのドライバーアプリ自体は重くないのですが、Google Mapと併用するので配達時のバッテリーの消費速度はけっこう速いです。
なので、スマホのモバイルバッテリーは配達員には必須だと思います!
私が使っているモバイルバッテリーはこれです。
安くて3〜4回はフル充電できるので、バッテリーが切れそうで心配な体験はせずにすみました。
ちなみに、一度レストランから商品を受け取って配達している途中に充電が切れたことがあるんですが、バッテリーから充電し直すと、アプリが初期化せず、きちんと配達中のままになっていました!
あと、スマホによっては暑すぎたり寒すぎたりすると充電があっても突然つかなくなることがあるらしいので、そこも注意が必要です。
スマホホルダー
スマートフォンを自転車につける携帯ホルダーは、本格的にやるなら必須アイテムだと思います。
私は京都の地理はけっこうわかっていた(つもり)だったので最初はホルダーなしでiPhoneをポケットにいれて配達していたのですが、やっぱり細かい住所の確認やダブルピックアップのときなど、あった方がいいです。
通信量
私はソフトバンクの月5G使えるプランを使っているのですが、Uber Eatsの配達の際にわりとギガを使っていることに気づき、1G追加で購入しました。。(ただ、Spotifyとかもたくさん使っていたのでウーバーのせいだけかはわかりません!)
本格的に配達するなら、今使っているプランの見直しをオススメします!
天候について
雨の日の運転は危ないですし、体力も奪われます。雨の日はインセンティブが出ることが多いですが、それでもオススメしません。
夏の晴れの日については、京都は盆地で夏の昼間はほんとうに暑いので、よほど体力に自信がある方以外は夕方から稼働した方がいいと思います!
夜になれば運転中は涼しく過ごしやすいです!個人的に、夏場には自転車につけるペットボトルホルダーが欲しいとおもいました!
冬場の配達はまだ経験していませんが、手袋をすれば大丈夫かな?と思っています。
配達バッグについて
私は何もしていないですが、運んでいる途中にこぼれそうな料理や飲み物をタオルを敷き詰めるなどしてこぼれないようにしている人もいるようです。
注文者について
ここまではクレームは1件もありませんでした。
慣れなくてもたつきながら届けることが多かったと思いますが、遅くてイライラしているといったお客様はいませんでした。(ありがとうございます!)
注文者の中には、住所に部屋番号を書いていなくて、マンションの前で待っている方もいたりしました。単純に部屋番号を書き忘れている方もいるので、住所をみて届けられそうにないと思い次第、注文者に連絡してみましょう!
また、50件のうち10件ほどは海外から来られた方からの注文でした!やはり、海外では知名度があるサービスなんだなと思いました。
注文者の男女比はちょうど半々くらいでした。注文者が男性で、実際に受け取るのは女性だったりで、カップルや家族での注文も多かったです。
女性配達員へのアドバイス
まだまだ京都に女性の配達パートナーはいないのか、商品を渡しに行くとほぼ必ず驚かれます。笑。
アドバイスとしては、夜道はできるだけ避けたほうがいいです。京都の住宅街は人通りも少なく、夜は自転車のライトがあっても暗くて怖いことが多いです。
とはいえ配達先は選べないので、あまり遠くに行かされなさそうなファストフード店の近くでリクエストを待つなど工夫をしてください。
あと、夏の運転の際には日焼けは要注意です!私は初日に日中から調子に乗って配達したので1日で日焼けしてしまいました。。
おまけ(50配達レストランリスト)
番外編として、今回の50配達で注文をもらったレストランの地図を掲載します!
Uber Eats京都配達レポート・50配達マップ
ピンの色は、その店で合計いくら稼いだかです。
1回の金額が大きいこともあるし、何回かよばれたものもあります。つまり稼げるお店と考えていいと思います!
以上が50配達を終えて感じたことです!この記事を読んで京都でUber Eatsを始める方が増えればいいなと思っています!また、女性の配達員も気軽に配達してみてほしいです!それでは、ここまで読んでいただきありがとうございました!