foodpandaの説明会に行ってみました!Uber Eatsベテラン配達員目線で紹介!
近年いろいろとフードデリバリーサービスが増えていますが、foodpanda(フードパンダ)って実際どんな感じなの?と疑問持っている方も多いと思います。
私はこれまで、Uber Eats配達パートナーとして4000件以上配達してきましたが、ついにfoodpandaの説明会に参加して登録を完了してきました。
ベテラン配達員目線で、「これは大事だな」と思った情報を紹介していきます。
- foodpandaに登録した理由
- foodpandaの説明会について
- 説明会に必要な持ちもの
- 説明会でもらったもの
- foodpandaの報酬面はどう?
- foodpandaのシフトについて
- デリバリーエリアについて
- foodpandaのサポート体制
- まとめ
foodpandaに登録した理由
すでにUber Eatsで働いてる私がなぜfoodpandaに登録してみたのかというと、Uber Eatsと他のフードデリバリーとはどんな違いがあるのかを知りたかったためです。
報酬の仕組みや稼ぎやすさ、稼働のしやすさ、サポート体制など、それぞれのサービスによって長所や短所はあります。
違いを比べてみることで、一番いいフードデリバリーをメインに稼働していこうと考えたのがきっかけです。
また、フードデリバリー各社はそれぞれにお得なキャンペーン(送料無料、半額、~円引きなど)を実施していて、それによって注文の入りやすさが変わったりもします。
当然ながら注文が増えれば配達件数が増えて、収入アップに繋がります。複数のサービスに登録しておくことで、美味しい時期を逃さないようにしたいという想いもあります。
foodpandaの説明会について
foodpandaの説明会は各都市にある拠点にて行われます。
説明会といってもグループで一斉にやるのではなく、個別に一人ずつやる方式でした。
そのため、営業時間中であれば何時に行っても大丈夫です。(営業時間:平日11時30分~19時30分)
事前に予約や連絡をする必要はなく、いきなり行ってもOKでした。
私は福岡県の説明会に参加しました。各都市の拠点の住所はこちらの記事をご覧ください。
説明会の流れ
説明会はノートパソコンのスライドを使って行われました。
冊子でマニュアルを配布されることはありませんが、スライドの画面を写真撮影するのはOKでした。
質問や疑問があれば、その都度質問すれば回答してもらえます。
聞いておきたいことがあれば事前にまとめておくといいでしょう。
説明会の所要時間は15分程度でした。もし混雑していると待ち時間があるかもしれません。
事前にアカウント作成を登録せず、説明だけ聞きに行くとか、現地でアカウントを作るパターンでも大丈夫です。
説明会に必要な持ちもの
特に持ち物の指定はありませんでしたが、私はスマホ、メモ用紙、ペンを持って行きました。
foodpandaはスマホアプリを通じて行う仕事ですし、配達アプリのインストールや使い方などありますので、説明会でも持っておいた方がいいと思いました。
先ほども説明したように、スライド画面を写真撮影する時も便利ですしね。
全てがスライドで説明されるわけではなく、口頭のみの説明もありますので、覚えておきたいことはメモしておきましょう。
説明会に行って登録が完了すると、foodpanda公式を通じてTwitterのフォローまたはFacebookのグループ登録をしてもらえます。
最新情報はSNSを通じて配信されますので、事前にどちらかのアカウントを作っておくことも必須です。
ライダー用のWEBサイトがあり、そちらでも配達に関する情報が掲載されています。こちらも目を通しておくといいです。
説明会でもらったもの
スライドでの説明が終わると、備品として配達バック、ウェア(2枚)、ヘルメット(自転車のみ)がもらえました。
現在は無料配布ですが、今後も無料配布を続けるかは未定のようです。早めに登録しておいて良かったです。
レインウェアもあるそうですが、品切れらしく受け取ることはできませんでした。
もらった備品を紹介します!
背面のパンダの絵がかなり目立ちます。一目でfoodpandaとわかりますね。
側面はこんな感じです。他社の配達バッグに比べると大きく感じますが、背負ってみると意外と軽いです。
横のひもをゆるくすれば幅が広くなります。配達するものが大きかったり、量が多い時に大きさを変えられるのは便利ですね。
S・M・Lサイズがあり、試着もOKでした。2枚もらえるので、連続稼働で洗濯中でも安心です。
ヘルメットは9月下旬に登録した際にはあったのですが、後日受け取りにしており10月に取りにいくと在庫切れと言われました。
スタッフさんいわく、「次いつ入るか未定で、定期的に見に来てください」とのことでした。
それだけfoodpanda配達ライダーの希望者が多い証拠なのかもしれません。
foodpandaの報酬面はどう?
foodpandaでは、稼働すると注文が入らなかったとしても時給1000円が保証されています。
新しいサービスなので注文が入らないかも、という不安はありましたが、全く稼げないということはないので安心しました。
しかし、これはあくまで私が登録した時点であり、今後なくなる可能性もあると説明を受けました。
報酬は毎週日曜日が締日となっており、1~2日後に入金されます。
現金払いに対応しなければならないため、お釣りを持ち歩く必要があります。
毎週月曜日に現金の清算が行われ、その際に報酬額よりも多くの現金が手元にある場合、指定の口座に入金する必要があります。(対象者には通知が来ます)
入金手数料は配達ライダー負担だし、振込明細書を写真で送らないといけないなど、ちょっと手間に感じる部分はありますね・・。
ちなみに、foodpandaの口座は三菱UFJ銀行なので、三菱UFJダイレクトやauじぶん銀行からは手数料無料で入金できます。
foodpandaのシフトについて
foodpandaは一般的なフードデリバリーとは異なり、シフト制で勤務時間を決まっています。
シフトに入る日時は自分で決めることができますが、ライダーのランクが高いほど優先的にシフトを選ぶことができます。
シフト公開スケジュールは以下のようになります。
ちなみにランクはどのように決まるかというと、応答率とシフト実績のパーセンテージで決まります。
実際にシフトを入れようとしたのですが、募集と同時に埋まる時間帯がほとんどで、争奪戦に勝たないとシフトに入ることができません。
他のフードデリバリーのように思い立った時にすぐに稼働できないのはちょっと不便に感じますね。
デリバリーエリアについて
私が登録した福岡を例に、デリバリーエリアについて解説します。
稼働範囲について、以下のようなルールが決められています。
- シフト開始前にスタートエリアにいること(黄色のエリア)
- 稼働中はデリバリーエリアから出ないこと(赤色のエリア)
黄色のエリア内に自宅があれば、自宅待機でスタートできるので稼働しやすいですね!
逆に、自宅が赤色エリアの場合はスタート前に移動しないといけないので、無駄な移動が発生してしまい効率悪くなります。
foodpandaのサポート体制
配達中のトラブルについてはメッセージ(チャットみたいなもの)のみの対応です。
サポートスタッフが常駐しているとのことで、返信は素早くしてくれます。2分以内に返信すると説明を受け、実際にその通りでした。
電話がないと不安なところもありますが、逆に電話だと混雑時に繋がらないこともあるので、メッセージのみと割り切ってるのもいいかもしれないですね。
なお、事故や損害賠償などの補償は今のところありません。自分で業務中でも適用される保険に入っておいた方がいいでしょう。
まとめ
foodpandaは注文が入らなくても時給1000円が確実にもらえるのがいいところです。
もちろん、配達報酬が1時間あたり1000円を上回れば、それ以上に稼ぐこともできます。
最近はUber Eatsでも配達員が多くなりすぎて、注文がなかなか入らないことが増えてきているので、最低保証+稼いだ分という仕組みはありがたいですね。
現状ネックになるのはシフトに入りにくいことです。
高ランクを維持しつつ、シフト公開日にアプリに張り付いて争奪戦に参加しないといけないし、それでも入れるとは限りません。
当日に急きょ空いた時間で働きたいとか、1週間先までスケジュールを確約できないという人には難しいです。
始まったばかりのサービスですので、これから注文数が増えたり、加盟店が増えたりすることで、徐々には入れるシフトが増えて自由度も上がっていくのではないかと期待したいですね。