【飲食店向け】Uber Eats レストラン登録をすると必要になる経費を教えます!

noshiftデリバリーワーク編集部

Uber Eats 導入にかかる店舗費用大公開!

「Uber Eats の導入費用が0円って本当なの?」という質問を良くされますが、実際は完全に0円というわけにはいきません。

導入費用が0円であっても、お店によっては新しく購入する必要があるものもあります。

Uber Eats レストラン登録で必要になると思われている経費とは

  • レストラン登録の初期費用・月額利用料金
  • 配達手数料・サービス利用料
  • 受注端末購入代金
  • インターネット回線工事費用・月額利用料
  • デリバリー用の使い捨て容器・カトラリー代

ほとんどの方が、このあたりを必要経費として考えていると思います。

そこで!今回は、「Uber Eats レストラン登録には、どのくらいの費用が必要なのか」を解説していきます。

他社情報も掲載していますので、レストラン登録を検討している方は、是非参考にしてみてください!

目次
  1. 現在飲食店を営業中の方向け!
  2. サービス導入時に必要なもの
  3. 導入後に必要な費用
  4. フードデリバリー導入費用まとめ

現在飲食店を営業中の方向け!

この記事では、今現在飲食店を経営している方が、新たにフードデリバリーを導入する場合に、どのくらいの費用がかかるのかを解説していきます。

店舗によって必要なものは変わってくるので、いくらあれば導入できるかはお店それぞれですが、ほとんどの場合は五万円もかからないと思います。

サービス導入時に必要なものと、導入後に必要なものを紹介していますので、自店に当てはまるものだけ参考にしてください。

今から店舗を開店する方は、こちらを参考にしてください!

飲食店開業関連リンク

サービス導入時に必要なもの

導入時に必要なものは、「これがないとフードデリバリーができない」ものから「取扱商品によっては必要なもの」まであります。

これから各項目の説明と、それに必要な費用について解説していきます。

フードデリバリー導入の初期費用:0円!

フードデリバリーを導入するには、 サービス提供会社と契約する必要があります。

デリバリーサービスを提供している会社は色々ありますが、全国的にサービス展開しているのは、Uber Eats・出前館・Wolt・menuの4サービスです。

各会社とも、サービス導入時に必要な初期費用の設定はありますが、現在は期間限定で0円で導入ができます。

ちなみに、通常時の初期費用一覧は以下の通りです。

フードデリバリー各社の初期費用
サービス名通常時の初期費用期間限定の初期費用
Uber Eats50,000円0円
出前館20,000円0円
menu50,000円0円
Wolt0円0円

Woltは基本的に初期費用が必要ないので、いつでも導入し易いというのはメリットですね!

期間限定はいつまでと明記されていないので、導入を検討しているなら早めがオススメです!

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月額料金:必要なし!

飲食店経営者の方に、「フードデリバリーは月額料金が高いので迷ってる」と良く相談されます。

実はフードデリバリーサービスには、必ず支払う必要がある月額基本料金といった費用はかからないんです。

後で解説しますが、注文を受けたときに発生するサービス手数料は、受注した金額に応じて発生する費用なので、仮に注文がなければ0円です。

※といっても、支払いがないのであれば、フードデリバリーを導入した意味がないので少し考えものですね…。

受注端末:Uber Eats は22500円

フードデリバリーの注文受付は、電話ではなくタブレット端末で行います。

※スマートフォンでも受注可能なサービスもありますが、画面が小さいのでおすすめしません。

手持ちのタブレットがない場合は各社、契約店舗用のタブレット端末を準備しています。

フードデリバリー各社のタブレット費用
サービス会社価格備考
Uber Eats22500円1500円×15週
出前館1200円 / 毎月月額制なので注意
Wolt33000円iPadなのは嬉しい
menu無料貸し出し解約後は要返却

もし、手元にタブレット端末がない場合は、サービス提供会社から端末を購入する方がお得です。

しかし、出前館が用意するタブレットは月額制なので、自分で端末を用意したほうが費用的には節約できるでしょう。

インターネット回線:必ず必要!キャンペーンを利用しよう!

タブレットで受注するには、インターネット回線が必要です。

Simタイプのタブレットであれば、格安シムを使うことも検討できますが、固定のインターネット回線のほうが、安定しているし何かと便利です。

回線契約をする場合は、キャンペーンを上手く使えば回線工事費用をペイできたうえに、キャッシュバックを考慮すると手出しすることはないと思います。

もし、まだ店舗にインターネット回線を引いてない場合は、フードデリバリー導入前までに契約することを検討しましょう。

moneybackから申し込めばキャッシュバックあり!

新しい営業許可:場合によっては必要

イートインの商品をフードデリバリーで販売するのであれば、新たに営業許可証を申請する必要は基本的にはありません。

しかし、フードデリバリーでしか販売しないメニューを開発する場合は、商品内容によっては新たに営業許可を申請しなければいけません。

営業許可については、こちらの記事で詳しく解説しているので、参考にしてください!

求人費用:採用型媒体一択!

フードデリバリーを導入するにあたって、もし人員を増やしたいと思っている場合は、求人を出すこと検討するでしょう。

その場合は、求人を掲載するだけで費用が発生する掲載型の媒体ではなく、採用した場合だけ費用が発生する採用型の求人媒体がおすすめです。

採用型にするメリットは掲載型のサービスと異なり、掲載期限伸びても追加費用が必要ないので、求人に応募してきた人をしっかりと吟味して採用することができます。

掲載費を節約したいと急いで採用したはいいが、勤務態度が悪かったり、すぐ辞めたりされた場合はもう一度求人をしなければならず、時間と費用が倍必要になるとすれば本末転倒です。

飲食店経営では、料理のクオリティと同じくらいスタッフの質も大切です。

採用したあとに「しまった!」と後悔しないように、応募者の人柄などをしっかりと吟味してから雇用しましょう。

採用型求人についての詳しい解説と具体的なサービス名はこちらから!

導入後に必要な費用

インターネット費用:回線によって様々で980円~6000円程度

端末の通信費は、フードデリバリーを運営している間は必ず必要です。

Sim回線もタブレットによっては利用できますが、固定回線のほうが安定しているのでおすすめです。

月に数千円かかりますが、キャッシュバックやキャンペーンなどを利用してなるべく経費を削減しながら、お店にあった回線を探しましょう。

サービス料:Uber Eats は35%

※Uber Eats はクレジットカードやPayPay払いのキャッシュレス決済手数料の店舗の負担はありません。

サービス料は飲食店が受注した注文金額によって、フードデリバリー会社に支払う手数料のようなものです。

サービス料は各社若干違いがありますが、フードデリバリーで30~40%、テイクアウトで10~20%の手数料が掛かります。

約3~4割が手数料として売上から差し引かれますが、販売経路が増やせるし、配達パートナーも自前で用意しなくていいので、サービス内容を考慮した上でトータルで見るとリーズナブルといえるでしょう。

その分、イートインと比べると、商品価格は高めに設定しなければいけませんので、価格に見合った素晴らしい料理を提供できるように心がけてください。

下記の各社サービス手数料一覧を確認して、フードデリバリーの導入検討材料にしてください。

フードデリバリー各社の手数料一覧
サービス会社デリバリー手数料テイクアウト手数料
Uber Eats35%12%
出前館40%10%
Wolt30%20%
menu35%13%

※出前館のみキャッシュレス決済時のみ、カード会社等に支払う手数料3%が上乗せされます。

容器代・カトラリー代:容器は平均100円 / 1個 程度

お皿に料理を盛って提供できるイートインとは違い、フードデリバリーは使い捨ての容器に料理を盛り付ける必要があります。

また、料理を食べるために必要な、お箸やフォークも基本的には一緒に宅配します。

※利用者によっては不要な場合もあります。

容器によって価格はまちまちですが、一つの料理に対して70~120円程度必要です。

馬鹿にならない金額ですが、美味しい料理を安全に届けるために必要なことですので、くれぐれもケチらずにしっかりとした容器を購入しましょう。

※安物の容器を使用して、汁漏れや型崩れを起こしてクレームになるよりはよっぽどマシです。

文房具:数百円レベル

フードデリバリーはタブレットのみで注文から配達の手配まで行うため、利用者とのコミュニケーションはほぼありません。

そのため、注文の品と一緒にメッセージを届けると、意外に喜ばれることが多く、リピートに繋がりやすいといわれています。

受注端末で何回注文している利用者かは確認できるので、初回の利用者には〇〇、二回目の利用者には△△、それ以上の利用者には□□など、メッセージは複数パターン用意しておきましょう。

お名前を登録している利用者には、お名前を書いておくと特別感を与えられるのでおすすめです!

※置き配の場合は、万が一利用者以外にお名前が見られる可能性があるので、お名前を書く場合は手渡しの利用者のみにしましょう!

フードデリバリー導入費用まとめ

今回は、フードデリバリーを導入するときに必要なものを書き出してみました。

見てわかる通り、高額な費用が掛かるものは基本的にないと確認いただけたかと思います。

その程度の費用でフードデリバリーは導入できるので、ハードルはかなり低いといえるでしょう。

イートインの売上にもう少し上乗せしたいとお考えのお店は、まずは問い合わせだけでもしてみてください。

きっと「導入してみたい!」と思うはずですよ!

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