青森市でWolt配達員やってみました【最も初心者に優しいフードデリバリー】
青森市のWolt(ウォルト)は2021年4月下旬から始まりました。開始時の加盟店は約40店舗でしたが、徐々に増えています。
Woltの青い制服は非常に目立つので「最近、青い人達が自転車に乗っているのを見る」という話を聞くようになったものです。
青森市ではWoltのほかにUber Eats(ウーバーイーツ)と出前館もフードデリバリーサービスを展開しています。
私は本業がありますが、年金も少なく70歳になっても引退できないと気付き、収入アップを狙ってフードデリバリーの副業をしています。
この記事では、青森市内のWoltで人気の店舗や、Woltならではの特徴などをご紹介します。
- 青森市のUber Eats に関する記事はこちら
- Woltの登録から稼働まで ~初心者でも安心~
- 青森市のWoltで注文がよく入る店舗は?
- Woltならではの特徴は?
- 現金配達対応のメリット・デメリットは?
- 持ち歩いた方が良い物
- まとめ
Woltの登録から稼働まで ~初心者でも安心~
- Wolt配達員の始め方は詳しくはこちらの記事でも解説しています
動画を見て研修
Woltの登録手続きは、研修動画を見ることから始まります。
動画では、配達の基本、アプリの使い方、トラブル時の対応がわかりやすく解説されています。実際の映像で学べるのでイメージがつきやすいです。
手厚いサポートが特徴
Woltはサポートに大変力を入れています。
トラブル等があるとチャットで指示を仰ぐのですが、基本3分以内に返事が来ます。チャットは即答も珍しくなく助かります。また、サポート電話に繋がらず途方に暮れる……という心配がありません。
何かあったら遠慮なくサポートに連絡して指示を仰ぎましょう。とても優しく返答してくれます。
まずはここから! 1件配達モード
Woltでは2〜4件分を同時に運ぶ事もありますが、いきなり複数件を背負うとパニックになるので、最初は「1件配達」モードがオススメです。
1件ずつ運ぶため、配達先で「ココにはどの荷物を置くんだっけ?」と悩む事がなく、仕事に慣れるにはもってこいです。
配達に慣れたら、複数件を同時に運ぶ「同時配達」モードにしましょう。同じお店から2件受け取ることもあれば、何店か回ってから配達先に向かう場合もあります。
「同時配達」のメリットは配達効率の良さです。
- 1件目のアパートに配達したら、次は同じアパートの2階だったので一気に2件分報酬獲得!
- 家族で注文したらしく、同じ家に2個配達して2件分報酬獲得!
等の大変お得な配達も珍しくありません。
青森市のWoltで注文がよく入る店舗は?
Woltで配達リクエストが多い店舗をご紹介します。
人気店が集まる「サンロード青森」
「サンロード青森」には、最も注文の多い「マクドナルド サンロード店」が入っています。
他にも「ワイトルーム」「サンマルクカフェ」「ワルンマタハリ」等の人気店が入っています。付近は渋滞が多く、駐車場も混むので自転車が有利です。
ちなみに、2022年5月現在マクドナルドは複数配達を認めておらず、必ず1件1件往復します。一見効率が悪そうですが、短距離配達しかないので効率は悪くありません。
昼夜問わず注文の多い「吉野家 青森駅前店」
「吉野家 青森駅前店」は時間を問わず注文が多い人気店です。
近くには人気居酒屋が立ち並んでいるため、夜は知り合いとの遭遇率が高そうなエリアです。配達をしていることを知られたくない場合は注意。
青森駅近くの「A-FACTORY」
「A-FACTORY」も「オーシャンズダイナー」等の人気店が複数入っており、何度も訪れる事になります。
若いお客様が多く、こちらも知り合いとの遭遇率が高そうです。
青森市東側の「ラ・セラ」
青森市東側は比較的注文が少なく、お店も多くはないのですが「ケンタッキーフライドチキン ラ・セラ店」「マクドナルド 東バイパス店」「鶏笑」「ゴーゴーカレー」等の人気店が比較的広く散らばっているのが特徴です。
いつも混んでいるので自転車が有利ですが、移動距離が長めになるのが厄介ではあります。
そうした事情から、東側で待機している配達員は殆ど見ませんので、バイクや軽貨物で待機すれば独占できるかもしれません。
東エリアの「赤から」「ゴーゴーカレー」「韓国ヌードル シンケッチ」
「赤から」「ゴーゴーカレー」「韓国ヌードル シンケッチ」は、東側の人気店です。しかし、他の店から遠く、基本的に自転車での配達には向きません。
また、カレーは零れやすく難易度が高いので注意が必要です。
「ツルハドラッグ青森本町店」
「ツルハドラッグ青森本町店」付近は渋滞せず、比較的長距離かつ重量がある注文が多いので軽貨物が有利です。
重い洗剤やペットボトル飲料の大量注文もチラホラあります。
注文数が多い「ローソン勝田店」
「ローソン勝田店」は、ローソンの中で最も注文の多い店舗の一つです。
ローソンで断トツ人気の商品は「からあげクン」で、続いてポテトチップスやシュークリームなどが多い印象です。2Lペットボトルもよく出ます。
最も恐れる注文は、稀に注文が入るトイレットペーパーです。食品を頼むついでに大きな物も運んでもらおうということだと思いますが、自転車では運びにくいのが難点。バックに入らなくもないですが、できれば車で配達したい商品です。
Woltならではの特徴は?
ほかのフードデリバリーサービスと比較して、Woltならではだなと思うポイントをご紹介します。
店舗限定キャンペーン多し ~注文が偏るので需要が読める~
Woltでは定期的に一部店舗だけ対象のキャンペーンが行われます。
特に新店舗が加入した際は高確率で行われ注文が集中するので需要が読みやすいです。フードデリバリーでは需要を読むのが重要なので、これも初心者に優しい仕様です。
写真の店舗は主力店の「デリチキ」です。Woltサービス初期から大人気で、何度もキャンペーン対象になっています。
配達員の情報を公開しない ~ナイショの副業がしやすい?~
Woltは、お客様に配達員の顔写真や名前は公開しません。お客様は配達状況と配達員の移動手段だけ見られます。
これは配達員のプライバシーを尊重する為のようです。
また、Woltの配達は殆どが置き配で、お客様との接触がとても少ないのも特徴です。
不特定多数に自分の名前と写真が通知されるのは抵抗がある方もいるでしょうし、本業にナイショで副業したい方には助かるシステムです。
(手渡し配達もありますし、配達中に誰かに見られる可能性はどうにもならないですが…)
制服を着よう! ~時間短縮に繋がる~
Woltには公式の制服があります。ハッキリ言って目立ちます。冒頭に書いた「青い人達」になります。
Woltとしては「服装は自由だが制服着用を推奨する」と言っています。
気恥ずかしいのか着用しない配達員が多いのですが、着用していれば配達員だと一目でわかり、お店が優先的に対応してくれることもあります。特にマクドナルドで効果大です。
また、ホテル前でお客様に手渡しする際もスムーズに進んだりするのでおススメです。
ちなみに、配達員マニュアルには「服装は自由だが、制服を着ていない事でトラブルになったりクレームを受けたら評価に反映させる」ような記載もあります。
現金配達対応のメリット・デメリットは?
Woltは現金での支払いに対応しています。釣り銭がないなどの理由で注文を受けないことも可能ですが、もし受ける場合のメリット・デメリットと注意点を紹介します。
【メリット】現金対応で受注が増える可能性あり
現金配達に対応する場合は、お釣りは多めに持ち歩きましょう。現金の頻度は10回に1回程度ですが、日曜日は増える傾向があります。
現金配達が多いのはマクドナルドで、クレジットカードを持っていないと思われる中学生や高校生からの注文も増えます。また、初めてのお客様(画面に表示あり)は現金が多い傾向があります。
注文オファーの段階で現金配達だとわかるので、面倒で拒否する配達員も多いようです。逆を言えば、他の配達員が拒否した注文を拾えます。
現金支払で面倒なのは以下のデメリットのためなので、前もって準備していれば怖くありません。
【デメリット】現金支払トラブル3選
1.お釣り無し通知だったのにお釣り必要 or いきなり支払額を変えられる
配達画面に「○○○円のお釣りが必要」と表示されるので、お釣りは事前に用意することができます。
ところが「やっぱり10,000円で払いたい」とか「小銭が見つかったから」等と、せっかく準備したお釣りが狂う事があります。焦らずゆっくり対応しましょう。
2.欠品商品があり、支払額が狂ってお釣りも合わなくなる
基本的にローソンで発生する事例で、注文商品が売切れていて支払額が狂う事があります。
欠品はサポートから連絡がいくので良いのですが、お客様が用意していた金額が狂い、お釣りも狂う事があります。
3.大量の小銭払い or 少額なのに10,000円札払い
これはどちらもお約束ですが、小銭は大量に受け取ると当然ながら数えるのに時間がかかります。慣れてくれば「懸命にお小遣いを貯めて注文してくれたんだ」と思うこともできますが、次の配達が控えている時などは焦りますね。
小銭が大量になったからといって、ほかのお客様のお釣りで大量の小銭を渡すわけにはいきません。特に1,000円札と500円玉は多めに用意しましょう。
持ち歩いた方が良い物
モバイルバッテリー
スマートフォンの機種によりますが、2時間以上稼働するなら必須と考えてください。
Woltアプリとグーグルマップ併用が基本になるので、バッテリー消耗が激しくソワソワします。どんどん注文が来てる時にバッテリー切れで中断するのは非常にもったいないです。
スマホホルダー
自分の乗り物に合わせて用意します。これが無いと何度もポケットからスマホを取り出す事になり面倒です。
選ぶ時はワンタッチで着脱できる物がオススメです。1日に何十回も着脱するので地味にタイムロスに繋がります。
コインケース&おつりトレイ
コインケースは現金配達の必須アイテムです。Amazon等で数百円で買えます。
おつりトレイには前もってお釣りを入れておくと楽です。手渡しでドバッと渡すより印象が良く「ちゃんとやってるんですね」と喜ばれた事もありました。
まとめ
私はWoltでフードデリバリーデビューとなりましたが、とにかくサポートが充実していて助かりました。アプリもシンプルで使いやすく、すぐに馴染めました。
初心者の私にとって「いつでもサポートが助けてくれる。一人で悩む必要はない」という安心感は大きかったです。
青森市はUber Eats も参入してきたので、競争が激しくなっています。
しかし先行の利は生きていて、Woltの方が注文が多いお店もあるようです。Woltしか対応していない人気店もあり、固定客確保はある程度成功しているようです。
食事だけでなく「お使い注文」も増えてきており、まだまだ拡大していくのではないかと思います。