Uber Eats配達で料理がぐちゃぐちゃになるのを防ぐ!こぼした時の対処法

noshiftデリバリーワーク編集部

Uber Eatsで配達中に、バッグの傾きや振動で料理をぐちゃぐちゃしてしまうことは、配達パートナーをやったことがある人なら誰もが一度は通る道といっていいのではないでしょうか。

いくら気を付けていても、どうしても崩れやすい料理やこぼれやすい梱包ってありますよね。

今回は、配達中の料理がぐちゃぐちゃになってしまう原因と対処法をまとめました。

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目次
  1. 料理がぐちゃぐちゃになる原因
  2. 料理を崩さない対策法
  3. それでもこぼしてしまったら?
  4. まとめ

料理がぐちゃぐちゃになる原因

  • 店舗側の梱包が甘い
  • 料理が配達に向いていない
  • 運び方が悪い

料理がぐちゃぐちゃになっている原因は主にこの3つです。

配達のやり方が悪いように思われがちですが、それだけではない場合もあります。

どれだけ気を付けて運んでも、梱包のされ方だったり、料理の種類によってはぐちゃぐちゃになりやすいことがあります。

ぐちゃぐちゃになりやすい原因を理解すれば、配達方法でカバーできることもありますよ!

店舗側の梱包が甘い

Uber Eats慣れしているチェーン店だとデリバリーに適した傾いてもこぼれない容器を使っていることが多いのですが、個人店だとこぼれやすい簡易な容器を使っていることがあります。

また、容器がしっかりしてても、蓋がちゃんとしまってなかったり、重ね方が悪くて下の商品が潰れてしまうこともあります。これではいくら慎重に運んだとしても注文者の元へ届く頃にはぐちゃぐちゃになってしまうのも無理はないです。

あまりに梱包がひどく、少しでも揺らしたらこぼれそうだな・・・、と思った時は、店舗側に伝えて別の梱包ができないか相談しましょう。

お店側もデリバリー経験がないと梱包まで配慮できてない場合があるので、それをきっかけに改善してくれることもあります。

全く対応も改善もされない場合、ピックアップのレストランの評価にバッドを付けて、梱包が悪かったことをコメントしておきましょう。

料理が配達に向いていない

そもそも料理自体がUber Eatsの配達に向いていない場合もあります。特に注意が必要なのは、お寿司と汁ものです。

寿司は「すし詰め」という言葉もあるように、しっかり詰めてあればよっぽど崩れることがないのですが、スカスカに隙間があいた容器だとほぼ確実に崩れます

ぶっちゃけた話をすると、寿司を配達すると崩れて評価が下がる可能性が高いので、配達パートナーの中には寿司のピックアップを拒否してしまう人も少なくないです。

汁ものといえば、ラーメン、うどんですね。そば屋さんが出前で使ってるような装置があればいいんですが、Uber Eatsのバッグだと傾いたり段差の揺れを吸収できないので相性がいいとは言えません。

オムライスやカレーのようなどろっとした食べ物もちょっとしたミスでこぼれやすいですね。これはもう汁を別にするとか、ラップをテープやゴムで固定するとか、完全にお店側がどう梱包してくれるかにかかっています。

ドリンク系は難易度が高そうなイメージがありますが、傾いたら溢れることが容易に想像できるためか、梱包がきちんとされていることが多い印象があります。

タピオカドリンクなんかはシーラーで蓋をしてあるので、逆さまになってもこぼれないほどです。

それと意外な落とし穴が焼き鳥です。プラスチックの容器に入っていることが多いですが、串が容器からはみ出していると、その隙間から焼き鳥のタレがドバッと溢れてしまうんですよね。

軽くて動きやすいせいもあって、こういった意外な料理が破損につながることも覚えておきたいです。

運び方が悪い

街中で配達パートナーを見かけた時に、ものすごい前傾姿勢になっている人とか、バッグの左右のベルトの長さがあってなくて斜めになっちゃってる人とか、バッグの中に料理が入っていないか心配になってしまうことがあります。

特にロードバイクは前傾姿勢になるのが普通なので、Uber Eatsで使う場合は注意が必要です。配達中に大きなガラスなどで自分の姿が映った時に、一度姿勢をチェックしてみるといいかもしれません。

また、Uber Eatsを始めたばかりの初心者の方がやってしまいがちなのが、素早く配達することを意識するあまり、スピードを出し過ぎてしまったり、背負っている料理への気配りができていないことです。

立ち漕ぎで爆走してリュックを左右に揺らすなんてことは絶対にないようにしましょう。

料理を崩さない対策法

運ぶのが難しい料理であっても、運び方でカバーできることは多いです。

最初は大きくて扱いにくいUberバッグですが、配達を重ねるうちに慣れて使いこなせるようになる部分もあります。

緩衝材を使う

Uberバッグの中には何も入っていません。そのまま入れると料理が左右に動いてしまい、衝撃も吸収できません

多くの人は、緩衝材を使うことで料理が動かないようにしています。

例えばタオルサバイバルシートで料理を包み込むようにしたり、スポンジで衝撃が伝わらないようにしたり、滑り止めシートで動かないようにする人もいます。

パーテーションで区切ってドリンクが倒れないようにする人もいます。だいたいのものは100均で揃うので、使えるものがないか探してみてはいかがでしょうか。

バッグの中にドリンク用の箱
バッグの中にドリンク用の箱

バッグを水平に保つ

運転の仕方も重要です。急発進、急停止はしないようにし、段差が多い道や、姿勢が傾きやすい坂道も極力避けましょう。

やむを得ず段差を通る時は、腰を少しだけ浮かすことでバッグへの衝撃を緩和する手法もあります。

あとは、バッグを背負う時と降ろす時にも注意ですね。普通にリュックを扱うような感じだと斜めになりやすいです。

空中にバッグを固定するイメージで、身体を滑り込ませるようにすると斜めになりにくいです。

梱包や料理が悪いこともありますが、それが全てではありません。スキルでカバーできることも多いので、配達の仕方を工夫してみましょう。

メッセージを送る

配達する時に崩れる可能性があるなと感じたら、メッセージ機能を使う方法もオススメです。

どんな風に使うかというと、「崩れやすいお料理ですので慎重に配達中です。通常より少々お時間を頂いております。」と一言送るだけです。

注文者へ状況を伝えておくと、多少時間がかかったとしても慎重に運ぶ余裕が生まれるし、注文者の理解を得ることができBad評価を付けられてしまうことも少なくなります。

この方法は、配達に向いていない料理以外でも、雨天や渋滞の時など止む負えない事情で遅れてしまう場合も活用しています。

それでもこぼしてしまったら?

どんなに気を付けて運んでいても、こぼしてしまうことはあります。

そんな時にどうすればいいのか、実際にあった失敗談とともに紹介します。

飲み物をこぼしてしまった

とあるお店にピックアップに行った時のことです。店員さんから商品を受け取ると、飲み物と食事が一緒に入った状態で渡されました。

飲み物はいつもドリンクホルダーで立てて運ぶようにしているのですが、わざわざ飲み物だけ出すわけにはいかないのでそのままバッグに入れて運びました。

配達中、どうやらフタの締まりがゆるかったようで、飲み物をこぼしてしまい食事までベトベトにしてしまいました。

商品を渡す段階で気づいたのですが、せっかくの食事が無残な姿になってしまい、残念な気持ちが伝わりひたすら申し訳ない思いでした・・・。

まずは謝罪、そしてサポートへ

商品をこぼしてしまったことで動揺して忘れがちですが、まずは謝罪することが大切です。梱包が悪かったとかはお客さんには関係がないことですから、言い訳はしないようにした方がいいです。

そしてサポートセンターに連絡するのですこし待って欲しい旨を伝えます。

サポートに連絡すると「もう一度商品を取りに行って配達することが可能ですか?」と聞かれたので、「可能です」と答えました。

するとサポート側が店舗に連絡してくれるので、お客さんには新しい料理を再度配達することを伝えて、もう一度商品を取りにレストランに戻りました

同じ商品を再配達

お店にも作り直しで迷惑をかけてしまったので、謝罪の上で新しい料理を受け取りました。ちなみに、この時の距離料金はちゃんと報酬に反映されます。(受取や受渡しの料金は1回分しかもらえません。)

今度は飲み物と食事を別々にしてもらい、飲み物をドリンクホルダーに入れてこぼれないように運び、お客さんには「お待たせして申し訳ありません」とお詫びしました。

時間の都合などで再配達に行けなかったとしてもペナルティはないですが、自分のミスはしっかり自分でカバーした方がいいと思います。

まとめ

Uber Eatsの配達で料理をぐちゃぐちゃにしてしまったことは、配達パートナーをやっていれば誰しもが一度は経験していると思います。

私自身も経験があり、その時はかなり青ざめました。

注文者にはしっかりと謝り、サポートセンターに連絡して解決することができましたが、お客さんにもレストランにも迷惑がかかってしまうので、事前にできる限りの対策は取るべきだと感じました。

梱包状態のチェック、料理の種類の確認、バッグの中での積み方、固定方法、運転方法など、万全を期してできる限り丁寧に配達するのがUber Eatsの仕事だと思います。

なお、配達中に料理がぐちゃぐちゃになってしまった、こぼしてしまったという時は、わかった時点ですぐにサポートセンターに連絡を入れましょう。

状況にもよりますが、一旦そのまま配達するのか、再度同じものを配達するのか、サポート側で判断してもらいます。

黙ってぐちゃぐちゃの料理を渡すことだけは絶対にしないようにしましょう。