Uber Eatsについて詳しく

【軽自動車でもできる】Uber Eatsを軽貨物車で配達する方法!車で稼働するのはメリットだらけ!

noshiftデリバリーワーク編集部

Uber Eats(ウーバーイーツ)の配達をしていて、車で配達ができたらいいのになと思ったことはないでしょうか?

車で配達できれば、雨や風できつい思いをしなくていいし、暑さや寒さも関係ないし、体力も使わないし、楽にこなせそうですよね!

実は、Uber Eats は車で配達することができます。

以前は軽貨物という配達に特化した車でしかできなかったのですが、法改正で軽自動車でも配達できるようになり、誰でも車で配達がやりやすくなりました!(営業ナンバーの取得が必要です)

今回は、Uber Eats を車で配達するときの注意点、車で配達するメリット・デメリットについて紹介します!

軽貨物車両の登録方法や、原付バイクや自転車を経験した後に軽貨物車両に変えて感じた点もまとめています。

これから軽貨物車両でフードデリバリー配達を始めたい方はぜひ参考にしてください!

▼車以外の車両についてはこちら

目次
  1. Uber Eats で車は使っていいの?
  2. 営業ナンバー付き軽貨物車はOK
  3. 軽貨物車で配達するメリット・デメリットは?
  4. 軽貨物車で稼働する前の注意ポイント
  5. 軽貨物フードデリバリー配達員おすすめの便利グッズ!
  6. Uber Eats のみで車は非効率?
  7. Uber Eats で車は使っていいの?
  8. まとめ(軽貨物でUber Eats )

Uber Eats で車は使っていいの?

Uber Eats 配達パートナーの登録ページを見ると、3つの配達方法が載っています。

  • 徒歩または自転車
  • 原付バイク(125cc以下)
  • 軽自動車またはバイク(125cc超)

あまり知られていないですが、自転車や原付だけでなく徒歩や車での配達も可能です。

法改正で軽自動車でも配達可能に

以前は車は軽貨物のみだったのですが、2022年10月27日から軽自動車でも事業用車両(貨物軽自動車運送事業)として使用できるようになりました!

自動車で稼働するために軽バンを購入するのは非常にハードルが高かったですが、軽自動車でも稼働できるならやりたい、という人は多いんじゃないでしょうか。

ただ、軽自動車ならだれでもすぐに配達に使えるというわけではなく、今まで通り営業ナンバーの取得は必須なので気を付けましょう。

貨物軽自動車運送事業における軽乗用車の使用について

登録と違う車両での配達は厳禁

自転車や原付で登録して、登録変更せずに車で配達は絶対にやってはいけません。Uber Eats のアカウントがBANされて配達できなくなってしまいます。

バレなければいいやと思うかもしれませんが、レストランや注文者から「車両が違った」と報告することができますし、配達員からの通報で発覚することもあります。配達に使える車両かどうかはナンバープレートの色を見ればわかります。

営業ナンバーを取っていない自家用車を配達の仕事に使うと、貨物自動車運送事業法違反となってしまうので、警察からは注意では済まないです。

3年以下の懲役、もしくは300万円以下の罰金という非常に重い罪になり、懲役刑になってしまうと懲役終了から5年経過しなければ新たに申請ができなくなります。

Uber Eats 以外でも車稼働可能

軽自動車で稼働できるようになったのは、Uber Eats のルール変更ではなく法律が改正されたためなので、他社フードデリバリーでも同様に軽自動車での稼働ができるようになっています。

出前館は都市部だけでなく地方にもサービス展開するようになっていますが、地方では都市部のように店と住宅が密集していないので、自転車での配達はなかなか厳しいです。

自転車では配達が厳しいとあきらめていたけど、軽貨物で稼働できるならやってみようという人は多いんじゃないでしょうか!

出前館の登録については別記事で解説しています。

Woltでは軽自動車・軽貨物で登録して所定の回数配達すると特別報酬がもらえるキャンペーンもやっています。

これから軽自動車にする方だけでなく、すでに軽自動車で稼働している人にもオススメです。

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営業ナンバー付き軽貨物車はOK

軽貨物車で、なおかつ営業ナンバー(通称「黒ナンバー」)を取得していればUber Eats の配達に使用しても問題ありません。

営業ナンバーは車検証(自動車検査)の用途が貨物となっている軽自動車であれば取得できます。法改正により、軽乗用車でも営業ナンバーの取得が可能になっています。

申請は管轄している運輸支局ならびに軽自動車検査協会に届け出を提出し、申請から開業までは最短で1日で可能です。

全国運輸支局等の場所はこちらで確認できます

どこに届け出る? 費用は?

必要な書類等

  • 運転免許証
  • 登録する軽貨物車両
  • 車検証のコピー
  • 貨物軽自動車運送事業経営届出書(窓口・公式サイトから入手可)
  • 運賃料金設定届出書及び運賃料金表

申請時には駐車場と営業所、申請書類の提出が必要になるので、事前に用意しておきましょう。そのほかの要件は基本的に簡単に満たせるものばかりです。

書類はどれも難しそう……と初めは感じましたが、全くわからなくても運輸支局の係員が記載方法を教えてくれるので大丈夫です。

貨物軽自動車運送事業経営届出書

黒ナンバー発行までのスケジュール(一例)

  1. 【午前中】所轄の運輸支局に行って書類作成
  2. 【お昼すぎ】作成した書類を持って軽自動車検査協会に来所
  3. 軽自動車検査協会で書類の記入や提出、ナンバープレートの返納
  4. 【15時ぐらい】書類提出が完了後、黒ナンバーが発行される

書類を出しに行ってから、黒ナンバーの発行は1日で完了できます!

Uber Eats の配達を車で行いたいと考えている人は、営業ナンバーの取得を検討してみましょう。

軽貨物車で配達するメリット・デメリットは?

車でUber Eats を行う、具体的なメリットとデメリットを解説します。

車で配達するメリット

天候による影響を受けづらい

自転車や原付バイクでの配達は、天候の影響を強く受けます。

雨や風が強い日は事故の危険性が上がるし、商品が濡れないよう気を使うのも大変です。真夏の猛暑日は熱中症になる危険もあります。

車なら雨の心配がいらないし、エアコンもあるので暑さ・寒さも気にすることなく配達できます。

さらに、豪雨や積雪が多い日は、バイクや自転車の配達員が稼働を控えるため、軽貨物車両の配達員にとって稼ぐチャンスです。

悪天候の日は注文が絶え間なく入り高額マグロ案件も取りやすく、軽貨物は無双状態になります!これが一番デカいです!

体への負担が少なくなる

Uber Eatsなどのデリバリー用バッグは約3キロもあり意外に重いため、稼働し終えた日は首や肩が痛くなりとても辛いです。

軽貨物車両はデリバリー用バッグを車内に設置できるので、体の負担が大きく軽減しました。大きな配達バッグを背負わなくて良いので、肩や背中への負担が一切ありません。

揺れにくく、料理が崩れにくい

荷物が揺れにくく料理が崩れる心配がないのも気楽ですね。

しかし、車の急停止・急発進や、車のスピードが出た状態でカーブを曲がると、軽貨物車両でも飲食物が倒れてしまうので注意が必要です。

車で配達するデメリット

小回りが効かない

車で配達するのは楽に移動ができて便利そうですが、小回りが効かないというデメリットがあります。

Uber Eats のレストランは繁華街が多く、配達先は住宅街が多いです。車で入るのが難しい場所に行かなければいけないケースはけっこうよくあります。

駐車スペースの確保に手間

安易に路上駐車をしてしまうと、戻ったら違反切符を切られていた、なんてことも考えられます。自転車や原付バイクと違い、到着後の駐車スペースの確保に手間取りがちなのが車配達のデメリットですね。

ガソリン代・保険料などコストがかかる

原付バイクに比べるとガソリン代も多くかかるし、保険料や税金なども高く付きます。車で配達したからといって劇的に効率が上がるわけではないので、手元に残るお金は少なくなってしまいます。

私はランチタイム・ディナータイムの稼働が中心で、平均して1日6時間✕週5~6日稼働しています。この稼働量+毎月の任意保険料を合わせて月額約3万円負担しています。

猛暑や極寒日はカーエアコンの使用量が増えるため、ガソリンの消耗も増えます。多い時では2日に1回、ガソリンを満タン給油する日もありました。

また営業ナンバーを取得するのが面倒くさいというデメリットもあります。いろいろと用意するべき書類があるため、このような手続きが苦手な人は苦労するかもしれません。

▼配達にかかった費用は経費にするのをお忘れなく

軽貨物車で稼働する前の注意ポイント

車検証記載用途を変更する構造変更が必要

所有している軽自動車が「4ナンバー」、つまり軽バンなどの貨物用であれば、前の章に記載した手順で登録できます。

しかし、ワゴンRなど「5ナンバー」の乗用として登録している軽自動車の場合は、積載量を確保するために後部座席やスペアタイヤを取り除く「構造変更」が必要です。

後部座席の取り外し方は車種により異なり、後部座席を取り外す際は専用の工具を使用する可能性もあります。

私は自動車整備士として勤務した経験があったので、自分で後部座席の取り外しから構造変更手続きをしましたが、自分で行うのが不安な場合は業者への依頼をおすすめします。

軽貨物車両用の任意保険加入が必須

無事に黒ナンバーに変更が完了して、軽貨物車両として登録後は、事業用の任意保険に加入する必要があります

事業用の任意保険は、一般の保険に比べると保険料が高額です。加えて、いま加入している保険の等級を引き継ぎできないため、最低ランクの等級の保険料が設定され、高額の保険料を支払う必要があります。私の場合、月額約15,000円前後支払っています。

等級については、私は下記手順で引き継ぐことができました。

  1. 現在加入している任意保険を解約し「中断証明書」を発行する
  2. 発行した中断証明書で、軽貨物車両として登録する軽自動車に任意保険を加入する
  3. 任意保険加入後、黒ナンバー登録を行う
  4. 黒ナンバー登録が完了後、保険会社に連絡し、事業用任意保険に切り替えたい旨を伝える

事前に中断証明書を発行する必要がありますが、今所有している車を手放す予定がある方や、すでに中断証明書を発行している方はぜひ試してみてください。

軽貨物フードデリバリー配達員おすすめの便利グッズ!

ここからは、私が軽貨物車両でフードデリバリーに使用している便利グッズをご紹介します!

ワイヤレス充電機能付き「自動開閉」車載スマホホルダー

ワイヤレス充電機能付き「自動開閉」車載スマホホルダー
ワイヤレス充電機能付き「自動開閉」車載スマホホルダー

スマホホルダーは自転車やバイクでもマストアイテムですが、車で使う場合はもっと高性能な物があります。

私が使っている車用ホルダーはシガーソケットから電源を取ることができ、Qiを使ってワイヤレスでスマホを充電することができます。

意識せずにスマホの充電ができるので、スマホのバッテリー残量を気にせず稼働できるのが本当に便利です。

購入したグッズの中で一番良かったので、車で配達される方はぜひ試してみてください。

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巻取り式充電ケーブル

巻取り式充電ケーブル
巻取り式充電ケーブル

ワイヤレス充電だと時間がかかることがあるので、バッテリーが残り少なくなって急ぎで充電したい時もケーブルを使います。

巻取り式は素早くケーブルを収納でき、いちいち手で巻く必要がないため地味に時間短縮になります。

あと、充電用のケーブルは配達で使っていると断線が起きやすく、いつの間にか充電されなくなっていることもありがちです。出来るだけ断線に強いものを選ぶのもポイントだと思います。

超大容量のデリバリー用バッグ

超大容量のデリバリー用バッグ
超大容量のデリバリー用バッグ

軽貨物車両でフードデリバリーをきっかけに、デリバリー用バッグも新調しました。

バッグ自体の重量は580グラムと、Uber Eatsのバッグと比べると軽量です。

Lサイズモデルは、14インチサイズのピザが7箱収納できるほど大容量なため、点数が多い注文も安心して受けられます。

Amazonで購入Cherrboll 保冷保温防水エコバッグ 商用グレードの耐久性のおりたたみ可能 ある食品配達バッグ 出前専用 ピザPR

Uber Eats のみで車は非効率?

Uber Eats の配達は基本は自転車や原付ですが、営業ナンバー取得している軽貨物車であれば車も配達に使えます。車なら気候に左右されず快適に配達ができるでしょう。

ただ、Uber Eats のように繁華街や市街地の細い道路を走るには、車よりも自転車や原付の方が向いているし、ガソリン代、保険料、税金などの経費を考えるとあまり効率がいいとも言えません

Uber Eats のために軽貨物車を利用するというよりは、軽貨物車でできる仕事と並行してUber Eats をやるのがオススメです。

アマゾンフレックスダイヤクといった個人でもすぐに始められる配達サービスと併用し、仕事が入るまでの空き時間や、早く仕事が終わった時などにピンポイントで活用するのがいいでしょう。

最近はサービスエリアが広がって、地方都市でもUber Eats が利用できるようになってきました。そういった地域では、ロングの配達が多い傾向があり、レンタル自転車の整備がなく、駐車違反問題も起きにくいので、車での配達がけっこう現実的になってきているといえるかもしれません。

配達の仕事をやりたいけど車両を購入する費用が足りない・・。という人はリースで始めてみるのも手です!

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Uber Eats で車は使っていいの?

まとめ(軽貨物でUber Eats )

軽貨物車の登録手順やメリット・デメリットなどをご紹介しました。軽貨物車は初期コストや維持費がかかりますが、体に負担がなく配達できるのが最大のメリットです。

私の前職は自動車整備士で、車が好きという理由で約6年ほど勤務していました。自動車整備士を引退後は、仕事はAmazonの配送業で、一番の趣味もドライブです。

配送業を経験したことで車の運転に自信が付き、フードデリバリーも得意の車の運転が活かせる仕事の1つになりました。

軽貨物車両の維持費は高いですが、車両はプライベートでも使用できるので、生活のための必要経費だと思って割り切っています。

今後も軽貨物フードデリバリーの発展に期待しつつ、フードデリバリー配達を続けていきます!

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